パートナーが男だったら?
- アル
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続いて、もし男性のパートナーだったら?の場合。「①男性に抵抗がある」「②セックスを求められた時に応えられるのか?」は、未知の部分だよね。
たとえば、前回のカウンセリングに登場してくれた、鼻ほじ写真のCさん。
彼女は男嫌いで、性的なことやスキンシップが苦手なんだけど、婚活で出会った彼とハグして「あれ? 意外と平気」と思ったらしい。そんなふうに、相手次第かもしれないし。
- みみこ
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私は男嫌いのレズビアンだけど、夫のことは「人間として信頼できる」と思って結婚したんですよ。うちはセックスしてるけど、セックス無しの友情結婚をしてる夫婦もいますよね。
- アル
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性欲薄夫と友情結婚する道もあるよね。
- みみこ
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ビアンでも「セックスはしてないけど仲良し」というカップルもいますよ。
- アル
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「③過去に婚活で疲弊したので、二の足を踏んでいる」。婚活って疲れるもんな~。
- みみこ
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メンがヘラッヘラになりますよね。
- アル
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鼻ほじのCさんも実践した「モテよりマッチング」「雑魚モテを捨てて一本釣り」「フル開示」をやってみてほしい。女子校スタッフのサクラちゃんが開発した「効率的な婚活サイトの活用法」も参考にしてください。
- みみこ
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鼻ほじ写真を撮ってみるのもいいですね。
- アル
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「④男性とは戸籍上の家族になれる」。確かに色んな手続きが楽だし、法律婚のメリットは大きいよね。
ただ事実婚して出産育児している、漫画家の水谷さるころさんの『ふたりで親になるわけで』を読むと「やっぱ子どもがいると手続きが大変やな~!」と思う。子ナシの場合はここまでは大変じゃないかなと。
- みみこ
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私の場合、男性と法律婚したことで、過干渉の毒親から逃げられたのは大きいです。「もう結婚してるから」という大義名分が盾になってますね。
- アル
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私も夫と法律婚して、親と戸籍上も離れられたのが嬉しかった。結婚は「入籍」じゃなく「作籍」なんだよね。夫と2人で新しい籍を作って、新たな人生をスタートできた気がした。
人それぞれ事情があるから、「選べること」が大事だよね。
- みみこ
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同性婚・事実婚・夫婦別姓とか選択肢が増えれば、「家族を作ろう」と思う人は増えますよね。
- アル
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うんうん。「結婚は単なる箱で、中身は50年の共同生活」と考えると「手続きが便利やからこっちにしよ」とかでパートナーを選ばないと思う。
まずは性別を決めずに「病める時ベースで、50年一緒に生活したいか?」という視点で、出会いを増やすのがいいんじゃないかな。
- みみこ
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出産願望がないなら特にリミットもないし、フィールドリサーチだと思って、いろんな場所に出かけてほしいです。
- アル
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ふんどしナイトとか(笑)。私もふんどしガールズが和太鼓を叩くイベントに行ってみたいわ~!
Text/アルテイシア
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