バンドのメンバーなら?

アル

そこ喪ちゃんはどうですか?

そこ喪

私は本来あっち(客席)側にいる人間なので、自分がなぜ今ここにいるのかわからないです。

アル

喪女代表の意見をお願いします(笑)

そこ喪

私も婚活をやってたので、この相談を読んで「わかる~~~って共感しかねえ」っていう。

―会場(笑)

そこ喪

私は結婚相談所とアプリを使ってましたけど、そもそも同時並行が基本でみんなやってますからね。

アル

こっちもLINEブロックされたり、音信不通になったりするもんね。

そこ喪

そうそう。お互い様なんで慣れるしかないです。
あと私も切った後に「キンタマだったのかな~??」と思うことはありましたけど、切ったってことは絶対何か理由があるんですよ。本当にマッチする人だったら絶対また会ってるから。

アル

たしかに。本当にマッチする人だったら、そもそも切ろうと思わないもんね。

そこ喪

なので「キンタマだったのかな?」と思っても、しっかり振り返って、どこに違和感を感じたか考えていくと「あの発言が嫌だったんだな」とかわかるんで。そしたら「今後はそうじゃない人を選ぼう」と養分にできますよね。

アル

やっぱり養分(笑)

そこ喪

「養分にしてやる!」という心意気でいきましょう、喪女からは以上です。

アル

幻冬舎の羽賀さんはどうですか?

羽賀

仕事柄、女性の悩みをよく拝見するんですけども。モラハラ・浮気・育児放棄・夫死ねの合唱で、だんだん中毒みたいになって、毎日2時間ぐらい見てしまうんです。

アル

(笑)「この世界は地獄だ」ってアルミンの顔になりますね。

羽賀

ああいう「結婚後の地獄」を見ていると、いろんな人と付き合ったり、いろいろ試したり比べたりするのって、何が悪いのかな?って。

アル

むしろいろいろ試したうえで選んでほしいですよね。サンプルが少なくて「男ってこんなものか」とだめんずに引っかかる子もいるし。

羽賀

そう思います。あと私は独身時代にパートナーを探す時に「バンドのメンバーならどのパートがいいかな?」と考えてました。

アル

「バンドやろうぜ」的な。

羽賀

そう、そう考えるとボーカルじゃないなって。ていうかボーカルは私だし。

アル

歌いたいんや(笑)

羽賀

主役は自分なので(笑)。ドラムは我が道を行く感じで「うーん、YOSHIKIは困るな」って。

アル

TOSHIになりたかったんや!

―会場(笑)

羽賀

私はTOSHIなので、夫はベースがいいと思ったんです。出過ぎないけどイイ仕事する、下支えみたいな感じで。それで男性と会った時に「この人はボーカルに行きたい人だな」とか考えてました。

アル

バンドにTOSHIは2人いらない(笑)。たしかにベースはドヤ感がないもんね。

羽賀

そう!社会で働いてるとドヤオヤジだらけじゃないですか。あれを家庭内でやられたら、殺してしまうので。

アル

バンドのメンバーに喩えて、殺さずにすむ夫を探しましょう!AM岩倉さんは?

岩倉

相談から「逃したキンタマはでかいんじゃないか」という恐怖心が見えますよね。
「この人を逃すと次はないかも」みたいな不安から妥協して付き合ったり、ズルズル別れられなかったりする女性は多いけど、実際に周りを見ていると、30過ぎても全然いい出会いはあるし、彼氏もできるし結婚もできますから。

アル

40代もそう。本人にその気があれば、恋愛も結婚も全然できるよ。

岩倉

ですよね。だからどんどん切って次に行った方がいいと思います。噂によると、男は35億いるそうですから。

アル

35億の中にはモラ山ハラ夫もダライラマ夫もいるから、しっかり見極めてほしい。

岩倉

アルさんのコラムで見極め方を学んでほしいです。いつも仰ってるように「結婚は単なる箱で、中身は50年の共同生活」ですから。箱を開けたらウンコみっしり地獄にならないように。 

アル

見極めるためには、いろんな話をすることだと思う。たとえば「同僚が鬱になって」と話した時に「鬱は甘え」「仕事はみんな辛い」とか返す人は、モラ山ハラ夫・サイコ田パス太郎の可能性がある。
家族・子育て・介護・マタハラ・LGBT…とかいろんな話を振れば、相手の価値観や人間性をチェックできるよね。

あと「付き合ってみないとわからない」は真実で、あんぱんの中身があんこかうんこは、食ってみないとわからない。お試し交際を提案して、相手が真のキンタマか確かめてほしいと思います!