家事問題とオカン問題

A:あと料理はできないけど掃除や洗濯をするとか、役割分担できればいいかもしれません。

アル:うちはそうだよ。夫が洗い物をすると食器が欠けて汚れは落ちてなくて「どうやって洗っとんねん」と逆に聞きたくなる(笑)
なので夫は風呂掃除やトイレ掃除を担当している。そこまでスキルが必要じゃないし、風呂やトイレはよっぽどじゃないと欠けないし。あと運搬力があるから、買い出しとかね。

A:なるほど…スキルにあんまりこだわらないようにしようと思いました。スキルよりもマインドですね。やる気があるとか、「分担していこう」とちゃんと話し合えるとか。

アル:あと私がどれだけ手抜きしようが夫は絶対文句を言わないので、それは私にとってすごく重要。家事スキルは高いけど几帳面でこだわりの強い人より、大らかな人がいい。
「ずっと同じメニューじゃないか」とか文句言われたら、ブチ切れてしまうから。

A:ブチ切れるんですか(笑)

アル:私は結構ブチ切れる方だけど、夫とはめったにケンカをしない。まあ家事がらみでイラッとすることはあるけどね。
女友達の家に遊びに行ったら、小学生の息子がお茶をこぼして「ちょっと!タオルじゃなく雑巾で拭いて!」と彼女が言ってて、私が「それ私も夫に言ってるわ」と言ったら、もう一人の友達が「うちの母も七十代の父に言ってるわ」って。

A:あはは!男性あるあるなんですね。

アル私は「男は遠視気味」と思っている。彼らは細かいものが見えないんだよ。

A:タオルと雑巾の違いがわからない(笑)

アル:うちの夫もしょっちゅう食べ物をこぼすしさ。猫をヒザにのせてご飯食べてる時、カレーを猫の頭にこぼして「ラーメンマンがカレクックになってしまう!」と叫んでた。そういうの聞くと「面白いし、まあいっか」と許せるんだよね。

A:私、TOFUFUの連載がすごく好きです。あれを読んでると結婚に希望が持てます。旦那さんのお母さんもよく登場してますよね?

アル:リアル「オカンとマーくん」でいつもケンケンやり合ってるよ。

A:婚活して思ったんですが、お母さんが完璧な専業主婦の人も大変だけど、もっと恐ろしいのは、お母さんが完璧な兼業主婦の人だなって。そういう人って「女性も仕事した方がいいですよね」と言いつつ「もちろん家事も完璧にして」と思ってるから厄介。

アル:女にスーパーウーマンを求める男ね。結婚生活をイメージするには、お母さんの話を聞くのもカギだよね。
個人的には「お母さんと仲悪い人の方がいいかも?」と思う。うちの夫は「あのババアの言うことはだいたい間違ってる」といつも言ってる(笑)
「お母さんを大事にする人がいい」というのは一理あるけど、お母さんを好きすぎる人や、あまりにも尊敬してる人は要注意かな~と。

A:お母さんの話を聞くことで、相手の家庭観やパートナー像や家事育児の考え方も見えますよね。
あと「男は言葉が不自由」に並んで「男は遠視気味」という格言も覚えておきます!

Text/アルテイシア

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 アルテイシアさんのデビュー作『59番目のプロポーズ』で結婚した“59番”さんとの結婚生活を綴ったコラム。
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