スポッ!で目が覚めた瞬間

K:彼の部屋でセックスしてた時、射精してスポッと抜いた瞬間「帰って」と言われたんです。

アル:えっ、スポッと抜いた瞬間?股も乾かぬうちに?

K:私も「まだゴムも外してないのに?!」と驚きました(笑)。キゲンが悪かったのかもしれないけど、ほんとショックで衝撃を受けて。

アル:そりゃそうだよ。こっちは感情のある人間だから、空気人形じゃないんだから。そいつマジで頭おかしいな。

K:やっぱおかしいですよね?

アル:体を1センチずつ刻んで殺してやりたい。なるべく苦しんで息を引き取ってほしい。ごめんね、一度は惚れた男なのに。

K:いえ、私もようやく目が覚めたんで(笑)。あの瞬間「もうこんなのはイヤだ…愛がほしい…!!」って思いが爆発したんです。でも「どうせ私なんて誰からも愛されない」と自信をもてない自分がイヤで。

アル:それは当然だよ。初体験・初彼・セフレ男とチンポ男どもに傷つけられて、尊厳を踏みにじられて、自信を奪われてきたんだから。

K:自分が最低の女だから、そういう最低の扱いを受けるのかな…と思っちゃうんですよ。

アル:それは違う。自分は他人に最低なことをしないから、最低なことをする人間の心理がわからないんだよ。
突然ぶん殴られたら「なんで?普通そんなことしないよね?!」とショックを受けるよね。それで「自分が悪いのかも、自分に原因があるのかも」と思ってしまう。

K:そっか…なんか救われました(笑)。でもやっぱり、男を見る目がないのは事実だと思うんです。

アル:女を利用する男や傷つける男は、経験値の低い初心者を狙うからね。初心者じゃなくても、毒キノコと安全なキノコは見分けがつきにくい。毒キノコは、美味しい安全なキノコに見せるのが上手いから。

 なので、ぱぷりこちゃんの『妖怪男ウォッチ』を読もう!これは毒キノコ図鑑のような本で、多種多様な毒キノコについて詳しく解説してるから。妖怪退散のお札も玄関にはってね。

K:はい、本を読んでお札をはります!