惚れっぽくない人は「ポリアンナ方式」「ジョブインタビュー」
結婚相談所のアドバイザーいわく、結婚が決まりやすい人の一番の特徴は「惚れっぽいこと」なんだとか。
周りを見ても「1つでもいいほうかなと思うところがあると好きになる」と言う女子は、つねに彼氏が途切れないし、スムーズに結婚してます。
一方、惚れっぽくない女子の場合、数百人は会わないとマッチングしないかもしれません。「数百人て!ぶくぶく~」と泡を吹く淑女たちに「ポリアンナ方式」を提案します。
<東大卒女子に婚活カウンセリング>でも話したように、いいなと思う人に出会えない女子は、減点法で見ている場合が多い。
「結婚相手としてアリかナシか?」とジャッジメンタルな姿勢で臨んでいるため、相手の些細な言動も気になってしまい、ますます婚活がストレスになる…という悪循環。
それを改善するために「よかった探しゲーム」をしてみましょう。
『愛少女ポリアンナ物語』のポリアンナは、過酷な環境でも日々「よかったと思えること」を探すゲームを続ける主人公。
皆さんも婚活相手と会っている最中は、ポリアンナが憑依したつもりで「まあ、この人ったらすごくマジメなのね!なんて仕事熱心なのかしら!」と、よかった探しをしてください。
つねにポジティブな部分に注目して「生きてるって素敵!世界はキラキラ輝いてる!」とか言うてる人は、スピリチュアルや非合法薬物にハマってる場合も多いですが、過酷な婚活をこなすにはラリってるぐらいがちょうどいい。
私も婚活相手に会う時は酒を飲んでテンションを底上げしていましたが、飲みすぎて数時間の記憶が消し飛ぶという、キングクリムゾン以上のスタンド能力を発現することもありました。
記憶全消滅はヤバいけど、ほどほどに酔っ払って「世界がキラキラ見える~」とハイ状態になるのはオススメです。
続いて提案するのは「ジョブインタビュー」。
『31歳BL漫画家が婚活するとこうなる』の著者・御手洗直子さんは、ネット婚活を始めて半年でご夫君と出会い、その半年後に結婚。
途中、婚活のハードさに心が折れかけた御手洗さんは『ホントに相手とか見つかるのか?こんだけ時間かけて?こんだけお金かけて?こんだけキッツイ思いまでして…』と思いつめた結果「ネタになるからいーか」と吹っ切ります。
ご本人いわく『この頃はもう婚活にも飽き始めて、いつか職業BLでも描こうと、ありとあらゆる職種の人に会っていました』。
この「ジョブインタビューのような姿勢で臨んだこと」が、成功のポイントだったのでは?と思います。
結婚相手として査定する姿勢だと減点法になりがちだし、相手も面接を受けてるようでリラックスできない。
一方、インタビュアーのような姿勢で臨めば、相手は「興味をもって話を聞いてくれて嬉しい」と感じるし、そもそも人は(無職やニートじゃない限り)生活の大半を仕事に費やしているため、話せるネタも多いもの。
それに仕事の話を引き出すことで、相手の人間性や価値観も垣間見えて、(恋愛面での自己アピールが苦手な)オクテ男子の、隠れた魅力を発掘できることも多い。
御手洗さんも「結び糸こんにゃくの開発について」といった話を聞いたそうですが、全然知らない業界の話でも「なぜこんにゃくを結ぼうと思ったんですか?」と質問すれば相手は喜んで答えてくれるものだし、『みんないろんな仕事してるなあ~やっぱ仕事好きな人は楽しそうでいいよな~』と書いてます。
いろんな仕事の話を聞くのは、自分の仕事や人生に役立つことも多いし、婚活を少しでも楽しむヒントになるんじゃないでしょうか。
ちなみに今回挙げたヒントは婚活以外でも使えます。私も日々機嫌よく暮らすため「よかった探し」をしながら、ディオ様のように「最高にハイ!ってやつだアアアアーッ」とハイボールを飲んでます。相変わらず記憶はなくすけど。
では、次回は婚活の悩み「二回目に繋がらない」「結婚まで辿りつかない」を解決するヒントを提案します!
Text/アルテイシア
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次回は <「二回目に繋がらない」「交際まで辿りつかない」婚活の悩みをズバリ解決!>です。
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