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新しい家族のカタチと女の幸せとは?/確信的シングルマザーの選択③

 前回に引き続き、37歳の時に「彼氏ナシ、ひとりで子どもを産んで育てよう」と決断した友人Kちゃん(40歳・医者)へのインタビュー、最終回です!

妊娠がわかった時の親の反応

恋愛デスマッチ アルテイシア ekelly89

アル:妊娠がわかった時に「嬉しい」以外の気持ちはあった?

K:「さあ、母親になんて言おうかな」。

アル:何も言ってなかったの?

K:この年になると母親も「相手は誰でもいいから、子どもだけでも産んだら?」と言うようになってたのよ。若い頃はクズの元彼の話をすると「そんな定職にもついてない奴はアカン」と反対してたけど。

アル:まあそうだよね。「無職、そりゃいい、ぜひ結婚しろ!」とはならんわな。

K:ならんわな(笑)。それで母親に「ほんとに子どもだけ産むよ、ほんとに相手は誰でもいいのね?」と念押しして、1か月後に「子どもができたよ」と報告したら「ええっ?!」って。
「相手は?」「定職についてないあの人です」「ええっ?!」「ちなみに籍も入れません」「ええっ?!!」みたいな。

アル:まあ「ええっ?!」ってなるよね(笑)。そこから戦争になることも多いと思うけど。

K:うちは戦争になる要素がないから。母も離婚して祖母も離婚して、ちなみに兄も離婚してるのよ。

アル:おお、チーム離婚なのか!でもよかったかもね、親の世代って頭の古い人が多いから。

 シングルマザーの友人の両親は、孫のことは溺愛してるくせに、娘には「片親なんてみっともない」「おまえのせいで肩身が狭い」とか言うらしいよ。その言葉は孫に対しても最大の侮辱だろう!とムカつくけど、他人の親をしばくわけにもいかんし。

K:たしかにその点は恵まれてるかも。当たり前みたいに思ってたけど、チーム離婚でよかったかもね。
母親も「こんな迅速に実行するとは」と驚いてはいたけど、すぐに「わかった、全面的にサポートする!」と言ってくれたから。

アル:「俺が乳母になる!」ぐらいの勢いで。

K:「俺が乳母になる!」ぐらいの勢いだったんだけど、いざフタを開けると全然役に立たなかったの、乳母(笑)。
娘をみてほしいと頼んでも「ごめん、その日は予定があるの~」とか。高校時代の同級生たちとしょっちゅうゴルフとか行ってるんだよね。

アル:お母さん、リア充やな~!地獄の結婚生活から解放されて、今が青春なのかもね。

K:そう、それもわかるから強く言えないし。まあ乳母のあては外れたけど、娘と二人で何とかやっていけてるから。

アル:お母さんと一緒に住むって選択肢はなかったの?

K:それこそ確実に戦争が起こるなと。あと高校の同級生グループの中に、どうもボーイフレンド的な存在がいるらしい。

アル:お母さん、発展家やな!

K:8年前に離婚して、この世の春を謳歌してるんじゃないかしら。

アル:離婚や死別をした後、おじいさんはシオシオするけど、おばあさんは元気いっぱいになると言うもんね。
女友達のお母さんは70代で夫と死別した後、新しく彼氏ができて「彼とBまでいった」とか報告してくるらしいよ。「親のBとか勘弁してくれ」と友人は嘆いてた。

K:私もその報告は聞きたくないわ(笑)。

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