アルテイシア×ぱぷりこ対談の第四弾!
1回目は≪「キラキラ女子・VERY妻・タラレバ娘と独身女」≫について、
2回目≪「角質やムダ毛に萎える」ハイスペ男たちのファンタジーに合わせるな!≫について、
3回目≪「でもだって」「ほどじゃない」「Mだから」は封印せよ!≫という内容でお届けしてきました。
マイナー好みですが何か?骨と筋肉に萌える女たち
ぱぷ:私は残念ながらモテたわけではないですが、自分が好きになった人とは概ね付き合えたんです。
アル:おーすごい!きっと自分の好みと票田がハッキリしていたからだね。
ぱぷ:「自分はこういう人が好きで、こういう人と相性がいい」というのは明確でした。需要と供給がマッチしていたのは完全にラッキーですが。
アル:新刊にも『「自分がパートナーに求めるものは何か?絶対に譲れない条件を3つ述べよ」という問いに答えられないと、決め手に欠けて選べない』と書いたけど。
ぱぷりこちゃんが求める3条件は?
ぱぷ:「①痛み(挫折)を知っていて、そこから這い上がった経験があること」「②話し合いができること、話し合いから逃げないこと」「③私自身が萌えるフォルムの持ち主であること」。
アル:やっぱそうやって即答できるのがカギだよね。
自分自身を知らないと自分の欲しいものがわからないし、欲しいものがわからないと手に入れようがないから。
ぱぷ:①と②はパートナーシップの部分ですが、③は男としてムラッとくる部分を入れてます。私は「視覚的要素が大事派だ」と自覚しているので、自分の性癖だと割り切って諦めました。
アル:なるほど、それが私にとっては「強さ」なのかも。
私は心身ともに強い人じゃないと無理なのよ。ドラゴンボールのプーアルやウーロンに萌えないように、戦闘力の低そうな人は男として認識できない。
ぱぷ:アルさん専用のスカウターがあるんですね(笑)
私も昔は「あの人なんだか萌える」だけだったんですが、それじゃわからんぞとなって、よくよく深堀りした結果、自分にとっては「骨」が重要でした。
アル:骨。
ぱぷ:彼氏の骨格を見ながら酒を飲めるぐらいには萌えるので。それに極端な話、死んで焼いた後でも骨は残るじゃないですか?
アル:ヘタしたら何万年も残るよね、地層にね(笑)
私も夫の筋肉に萌えるので、いまだに夫の風呂を覗いたり、トレーニング姿を隠し撮りしているよ。
ぱぷ:アルさんにとっての筋肉や私にとっての骨格って、一般的な指標じゃないですよね。「彼氏のどこが好き?」と聞かれて「骨」と即答すると、「???」と不思議な顔をされますが(笑)
世間的に人気のイケメンや細マッチョではなく、“自分”は何に萌えるか?男を感じるか?という話。
アル:「みんながステキと言うからステキ、そんな人に選ばれた自分もステキ」ではなく、「世の中全員がステキじゃないと言おうが、自分はこれが好き!」っていうね。