ビジネスも結果主義の傾向
世の中は、ますます“結果主義”になってきました。 もちろん結果を追い求めることは悪いことではありません。でも、中身が伴っていないことに気付かずに結果ばかりを求めることは、ますます理想の結果から遠ざかることになります。
企業でも、社員の評価は、結果(数字)が重視されるところも多いもの。そこに理不尽さを感じる部下もいることでしょう。
ただそれは、結果を出せなかった部下を叱る上司が、その結果にするために必要な要素をきちんと理解し、何が足りないのかをきちんと教えられないから、単に結果ばかりを叱る結果になっているとも言えるでしょう。
その場合、その部下も上司も“似たような実力”とも言えるのです。
何度も言いますが、思い通りの結果にするためには、あらゆる要素が必要です。そのあらゆる要素を持つこと(=過程)そのものが、結果になるのです。
つまり、評価されない部下は、結果が悪いから評価されないのではなく、その結果に必要な要素が足りないことで評価されていないことをきちんと理解できる環境が必要です。
そうしたら、単なる“結果主義”ではなく、“過程主義”でもあることを理解でき、評価に納得できる人もいるでしょう。
良い上司、良い指導者は、やはり“過程主義”なのです。
大人女子は、中身の充実を追い求める
大人女子は、過程そのものを大切にします。過程の中で培った中身が、結果そのものになることを知っているからです。つまり、単に結果を追い求めるのではなく、中身の充実を図り、それに伴う結果を手に入れるのです。
結果は、過程があってこそ。中身のある人になりたいものですね。
子供おばさん……中身を伴わずに、結果ばかり追い求める。
大人女子……中身の充実を図り、それに伴う結果を手にする。
Text/ひかり
初出:2014.02.25