こんにちは。
恵比寿の女性専門カウンセリングルームfour-heart-cloverカウンセラーの荻です。
前回の記事【「自分の恋人を孤立させたい」という気持ちが友達批判ににつながる!】では、デートDVの暴言の中でも『家族批判、友達批判をされる』ことについて書かせていただきました。
今回は『友達と遊びに行くと不機嫌になる』についてです。
前回とかぶる部分があるのですが、デートDVの様子や、される側の心理状況などをもう少し詳しく書いていこうと思います。
皆さんも、彼氏が自分抜きで楽しそうなイベントに出かけたり、楽しかった外出の話を聞くと、少し寂しいような、そんな感覚を持ったことありませんか?
たぶん、「良かったね」と思う反面少しの寂しさや、「私も一緒に楽しみたかったな」みたいな気持ちは多少あると思います。 そして、その少しの寂しさがあるのは、別に悪いことではないです。
しかし、デートDVをする人はこの思いを過剰に持ち、恋人にストレートにぶつけてしまいます。
友達と予定があると話すと彼の機嫌が悪くなる
どのようなことが起こるのかというと…
彼女がお友達とご飯を食べに行く約束をしたと彼に話す。
彼の機嫌が次第に悪くなる。
「お前って俺といるより、○○ちゃんと遊んでいる方が楽しいんじゃないの? だったら、ずっと○○ちゃんと遊んでれば!」
このようなことを言われてしまうことがあります。
もう少し柔らかい感じでも、
「そうなんだ。せっかくその日に一緒に出かけようって前から計画していたのに」(嘘な場合が多いです)
と言いながら不機嫌になる。
また違うパターンとしては、友達と出掛けるというところまでは特に文句を言うことはなく、「行っておいで」などと言ってくれる人も中にはいます。
しかし、その当日帰って来てから楽しかった出来事、食べた物の話を楽しそうに話すとなんだか機嫌が悪い。
理由も言ってくれずにただただなんとなく機嫌が悪いなんて人もいます。
デートDVをしてしまう人は、根本的に自分に自信のない人がとても多いです。
そのため、「自分だけを見ていて欲しい」という思いを持っている人が多いんです。
基本的に恋愛において「依存的」な考え方を持っていると言っていいでしょう。