生年月日を聞くと…
マッチングアプリだろうと合コンだろうと仕事経由の出会いだろうと、年齢を聞くのは全然フツーです。しかし初対面で、誕生日まで聞くのはナシ判定される危険性大。理由は、「記念日重視タイプであろうと面倒がられるから」ではなく! 「相性占いするんだなぁ」と思わせちゃうからです。思わせちゃう、と言うよりも相手の誕生日を聞く女性は十中八九、占いによる相性が気になるからこそ聞いているのでしょう。
お付き合いが始まってから聞くぶんにはノープロブレムですが、初対面で誕生日を聞いちゃうと「スピリチュアルガチ勢」と思われ、敬遠されます。更には、より正確な相性を占おうと、誕生日どころか「何時何分に何県の病院で産まれたの?」まで聞いちゃうと、男性はゲンナリするでしょう。「俺という人間を個体で見ようとしていない」「相性で判断しようとしている」と、テンションがダダ下がりしちゃうのです。
産まれた時間まで聞かなくとも、「3月17日ってことは魚座ですね、じゃあ蟹座の私とは相性バッチリ」など、その場で自己流の簡易占い(!?)するのもNG。心の中で、「相性良いじゃん」と思うだけにしておきましょう。いや、そもそも誕生日の話題は出さないのが正解です。
じゃあ初回は何を聞けばいいの?
もちろん、女性は占いが大好きですから、相性が気になる乙女心は自然なこと。しかし、初対面で聞かずとも、せめてあと数回会ってからでも遅くはないはずです。そういう意味合いでは、血液型の話題も避けたほうが無難でしょう。血液型とか生年月日とか、単なるパーソナルデータよりも!
初対面では、趣味や休日の過ごし方、観たい映画など「確実に盛り上がる要素」がある話題が、多くの女性の切なる望みである「2回目」に繋がってゆくのだと思います。誕生日を聞いて相性占いすることと、2回目に繋げること……どっちが大事なのか考えれば、おのずと答えは見えてくるでしょう。
Text/菊池美佳子
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