あえてのプラトニックラブ
中学時代、チャラ系モテメンの塾友が、
「なんだかんだで一番好きな人とは
プラトニックでいたいんだよねー」とか言っていて
「中学からプラトニックじゃない関係を
築く方がおかしいわ!」と心の中で一人ツッコミしたこと
を覚えています。
その時は、なんで彼がそんなことを言ってるのか
よくわからなかったんですよね。
男の子は「好き」=「やりたい」生き物だと思っていたから
「この人かっこつけてるのかな?」とも。
憧れのものを手に入れたいのと同時に、
手に入らない存在でもいてほしいっていう
矛盾した気持ちが同時成立することは
その後の人生で学びました。
知り合いに、付き合ってからしばらく
プラトニックな関係を保っていたカップルがいます。
男性側からの猛アプローチで付き合い始めて
すぐに同棲を始めたけれど
隣で寝ても、キス以上のスキンシップNGの状態を
半年以上続けていたとか。
平均的に3、4回目のデートで
スキンシップをもつことが普通(らしい)
そんな今の世の中で、このケースは
結構珍しいと思うんです。
だけど、そうすることによって
「会いたい理由」が
たくさんわかるようになるからいいよっていう
考え方にはすごく共感を覚えました。
確かに、スキンシップを取ると
敬語を使っていた人にも
いつのまにかタメ語になってたりして、
関係性が変わっちゃいますよね。
一回「男と女」になっちゃうと
以降は全てが駆け引きチックに思えて
疲れちゃう人も多い。
ただ、そこに行くまでに時間をかけると
恋人という立ち位置だけではなく、
立体的な人間関係が構築できるから
人生の中で、長く関われる可能性が増えます。
だから私は「あえてのプラトニックラブ」もありだと思う。
「好き!⇒伝える!⇒付き合う!」という短距離走恋愛だけでなく、
「どうなるんだろう」と恋人になるまでの関係を
楽しめる長距離走の面白みもわかるようになると
恋愛の楽しみ方も増えますよね。
これが、世間で余裕と言われるものなのだと思う。
選択肢をたくさん持っている人は、
恋愛が決して苦痛にならないと思うんです。
悩んでいる時間も恋愛の一部だと思えるから。
あえてのプラトニックラブって
恋愛慣れした男女の特権だなーって思ったり。
※堀江さん×はあちゅう対談をまだ読んでない方は
前編はこちら→ モテる男にはセフレ戦略が効く!スパルタ恋愛論
後編はこちら→ 恋愛は金も時間も心のシェアもとられるけど、その大変さが楽しい
※下田美咲さん×はあちゅう対談をまだ読んでない方は
前編はこちら→ 5回ベッドを共にして虜にできないならそもそも付き合えない
後編はこちら→ 男を種馬と思うか、財力だと思うか
Text/伊藤春香(はあちゅう)
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