男を種馬と思うか、財力だと思うか/はあちゅう×下田美咲対談(後編)

互いの著書の出版を記念した対談。今回はより深く、恋愛を付き合うというカップルの形から夫婦に発展させる理由について語ります。セックスをすることと彼氏彼女の約束された関係になることはどちらがハードルが高いのでしょうか?そして、別れについてのきっかけにまで踏み込みます。

 AMで連載中「毒吐きはあちゅうのアラサー恋愛入門」の書籍版『恋愛炎上主義。』(ポプラ社)を出版されたばかりのはあちゅうさん、6月3日にTwitterで話題沸騰のお悩み相談から生まれた『生きているだけで死にたくなるような世の中で生きていてもいいような気がしてくる119の名案』(竹書房)を発売される下田美咲さん。
恋愛に対する価値感が全く違う二人のガチトーク、前編に引き続き、ますますヒートアップしています。

「キモいシャッターは俺のこと?」と聞かれて

はあちゅう 下田美咲 対談 恋愛 セックス セフレ

___お二人とも、恋愛をテーマにした文章を書かれていますが、その時付き合っている彼氏や元カレから突っ込まれたことはありますか?

美咲:以前、ある番組で「キモいシャッター」の話をしたことがあるんです。

はあちゅう:あ、キモいシャッターの話、youtubeで見た!
好きだった人の好きだった行為ほど、別れたらキモく感じるって話だよね。

美咲:そうなんです。エロかった姿ほど、キモくて、キモいシャッターがバーンと下りて、二度と欲情できなくなるって話です。

はあちゅう:自分に対しての性欲は付き合っているときは嬉しいのに、恋愛感情が冷めると、もう、キモーーーーってなっちゃうよね。

美咲:その放送を、見てたんですよね、当時いい感じだった子が。

はあちゅう:気まずい(笑)

美咲:「なんか、俺もやっぱり、もし付き合って別れたらキモいって思われているのかなあ。キモいって思われないように気をつけよう」って言われて。
その時は、その不安げな姿が可愛いって思いました。
こういう仕事していると、彼氏を落ち込ませることは多いですよね。だから「これを読んでこう思った」って、言ってくれないと無理です。
言ってくれないと、わからないし、誤解もとけない。

はあちゅう:うん。気にしていても、聞いてくれないと言い訳もできないよね。
私の場合、ちょっと皮肉なことも書いているから、本人に「俺のこと?」って聞かれると困っちゃったりします。
でも、誰かのことを気にすればするほどコラムって書きにくくなるから。

美咲:なる、なる。

はあちゅう:「読んでませんように」って祈りながら書いています。

美咲:私は、Twitterとか、リアルタイムで更新するのは難しいなって思っています。
だから下書き保存に大量に入れて、時期が過ぎたら大放出するってことをしてますね。現在進行形のことを書くのって難しい。

はあちゅう:
私は、世の中に出ているはあちゅうというキャラクターと私自身は分けて考えてほしいと思っていて。
はあちゅうとしては、やっぱり新鮮なネタがないと書けないから、ちょいちょいキュンとしてなきゃいけない。
だからそれを間に受けないでほしいなあと。できるだけ、目の前にいる私のいい面だけを信じてほしいなって思っています。