揚げ物ってもっと気楽に作れるよ
ビールが好きな人にとって、揚げ物との縁は切っても切れない永遠の仲…。
熱々のサクサクをカリッと噛んだら、冷たいビールをシュワッと一口。
はあ…なんでこんなに相性がいいんだ!! ぐおーーーー、たまらん!!!
そんな揚げ物ですが、家でのおつまみにはハードルが高め。
「揚げ物なんてやったら、後片付けが大変! 油がもったいない! カロリー高い!」。
たしかに、揚げ油は流せないし、炒め物よりも多めの油が必要となります。
でも!
それに余りあるほど、家でのおつまみに揚げ物を食べる喜びは深いと思うのです。
まず、私の揚げ物は、深い揚げ鍋ではなくフライパンを使います。
底から2~3㎝の油の量があれば十分だし、おつまみなら小さめのフライパンでOK。
揚げ終わって粗熱がとれたら、ペーパータオルに油を吸わせてビニール袋からゴミ箱へ。
市販の「固める◎▲」みたいなものは不要!
掃除なんて、コンロが熱いうちにササッとまわりを拭けばいいし、油だって「もったいない」というほど高価でもありません。
1回で潔く捨てるくらいの贅沢は許されてもいいのでは…。
そして、カロリー問題。
わかりますよ…揚げ物は高カロリー! でも、なにも毎日食べないですよね?
「今日は揚げ物食べたい~」というとき、スーパーのコロッケではなく、あっつあつの自家製揚げ物が、どれだけ自分を満たしてくれることか……!
……って、少々熱く語りすぎました(←言うまでもなく揚げ物ラブ)。
こんなに語ってなにが言いたいかといいますと、「揚げ物って、もっと気楽に作れるよ」ということなんです。
私のオススメは、「粉と炭酸水」だけでつくるフリットごろも。
フリットとは、イタリアで食べられている外はサクッ、中はふわっの衣ですが、「ころもはメレンゲを泡立てて…」とか書いてあるレシピが多数。
でも、イタリアのマンマ曰く、「は? そんな面倒なことしないわよ」。
えーーーーーーー!
なんと現地では「粉に炭酸水」だけで衣が作られており、しかもそれが超絶うまい。
なんだったんだ、メレンゲ……。
この感動を知ってほしいから、せめて、今夜のおつまみ、揚げてみませんか?
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