ひとり遊び日記

会社の忘年会、誰と移動する?集団行動での振る舞いに戸惑う人へ

大勢で集まると誰と何を話していいのか分からない。もうひとりの私が、「このままでいいの?」と投げかける。

大勢の中で自分は溶け込めているのか?

クリスマスツリーのそばで1人たたずむ女性の写真 by Enrico Perini

 胡散臭すぎて誰にも話したことはないけれど、大勢の人と話をしているときに、私と話をしている人を真上辺りから撮影したような映像が、一瞬だけ頭の中を駆け巡ることがある。それは、もちろん実際に撮影したものではないから、正確な映像ではないし、細かい箇所も異なっている。
そしてこの映像が頭の中に出現すると、「私は、この大勢の中に溶け込めているのだろうか?」と思うと同時に、こんなことを考えながら必死になって一般大衆に紛れ込もうとしている自分に対して、冷や汗が出るほど恥ずかしくなるのだった。

 私は、昔から集団行動があまり得意ではない。無理をして大勢に属するのであれば、ひとりの方が身軽でストレスを感じないし、自分には合っているといつも思っている。

 集団行動の中で、最も苦手なケースが2つある。ひとつは、会社やクラス、サークルなどの大勢が集まる場所。誰と何を話せばいいのか分からなくなるし、会話がひと段落してしまうと次の手が思い浮かばず、持て余してしまうのだ。それでもひとりになろうとはせずに、「次は、誰と話をしたらいいのだろうか」「この人だったら、この話題がいいのだろう」と冷静に考えている自分が心のどこかにいるのを見つけてしまうと、私は全く馴染めていないのだと気付いてしまって、途端に恥ずかしくなってしまう。

 そしてもうひとつは、大勢の人たちとどこかへ移動しなければならない時だ。例を挙げるなら、学生時代に朝会が終わってグラウンドからクラスまで移動しなければならないときとか。
先日行った、忘年会の時もそうだ。仕事を終えて、ほぼ全員で会社から忘年会の会場へと移動しなければならないとき、誰と移動していいのかわからなかった。かといって、ひとりでずんずん先を歩いてしまうのもなんだか失礼な気がする。かといって、4~5人で移動したとしても、大した話ができる訳ではないし、歩くスピードもなんとなく遅い。早く会場に着くことを目的としているはずなのに、いつまで経っても辿り着けそうにない感じに我慢ができなくて、いつの間にか会話から抜けて、ひとりで歩いていってしまう、というのがいつものパターンだ。

 1年のうちに何度かある、大勢で移動しなければならないときに、真上から見ているもう一人の私が現れて、「それで大丈夫なの?」「居場所はちゃんとあるの?」と聞かれたくない質問を投げかけてくる(気がする)。