月曜が来るのがそんなに嫌じゃない。退屈な職場をやめて1ヶ月経った今の手応え

転職して1ヶ月が経った

ペンを持ちながらデスクで考え事をしている女性の写真 Kaboompics // Karolina

今の会社で働き始めてから、1か月が経過した。入りたての頃は何をしていいのか分からず、毎日バタバタと時間だけが過ぎていっていたような気がしていたけれど、最近は力の抜き方を少しずつ覚え始めて、自分がやらなければならないこと、どこを目指せばいいのか、などが分かってきた。
実は、私は前職も前々職もすぐに辞めてしまっている。だから、今度も肌に合わなくて、すぐに逃げたくなってしまったらどうしようと思っていたけれど、今のまま会社の方向性が変化せずにいてくれたら、ずっと頑張っていける……はず。幸い、いい人達ばかりで、週に何度も飲み歩いている。社員は前職の何倍、何十倍も多いのに、色々な人が私に声を掛けてくれるようになった。

以前、ひとり暮らしを始めたことについてのコラムでは「ちゃんとひとりで生きていけるようになりたい」と書いた。ひとり暮らしをはじめること、そしてひとりでいることを楽しむ基盤として、きちんとした仕事に就いて生活できるだけの金銭の余裕があることは、かなり大切だと思っている。まあ、こんなこと最近になってやっとひとり暮らしを始めた人間に言われても説得力がないかもしれないけれど。

口癖のように「働きたくない」と私は言う。けれど、絶対に叶わないことを知っている。女性には結婚という手段があるから働かないことは可能かもしれないけれど、専業主婦をひとり雇えるくらい年収の高い男性が私のことを好むとは思えないし、そもそも結婚できる気がしない。そして、家事・育児全般が向いていないので、専業主婦になるくらいなら働いていた方がマシだ! と幼い頃から考えていた。だから、私のいう「働きたくない」は、「空を飛びたい」とか「佐々木希になりたい」とほぼ同義だ。まあ、働きたくないという気持ちは佐々木希になりたい気持ちよりずっと強烈なんだけど。