服も部屋も…自分の何もかもがダサい気がしてしまう病にかかってます/oyumi

モデルと思わしき、顔が好みで服装もどストライクな女の子を何人かフォローしているが、そのうちの二人が特に好きで私はよく服装を参考にしようと特別チェックしている。
やっぱメンズの服を着こなしてる女の子がダントツで良いよな〜と思って、ハーフパンツやスウェットや古着のTシャツや似たようなスニーカーを真似して買っては毎度のこと後悔する。
当たり前だが素材が違いすぎるからなのだろう、どうも彼女らのような見た目にならない。
顔を隠したとて、鏡に映っているのはダサくて野暮ったい女。

こないだモデルの女の子がTシャツ姿で首にバンダナをネクタイ風に巻き、首から下の自撮りをインスタにあげていて、さすがに首元は人類皆平等だろと思ってまた真似をしてみた。そしておんなじように首元だけの自撮りに挑戦するも、内カメラを通してスマホに映された私の首元は、子供部屋おばさんの雰囲気を醸し出していた。
十数分間くらい「多分光の加減のせいだ」と思って家の中をウロウロしたりスマホの角度をあれこれ変えたりと工夫をして格闘したものの、やはり、何かが違った。
何故なのか。最近の私の悩みである。

そもそも私がもう女の子じゃないというのもあるのかもしれない。というか、それが全てか。
彼女らは20代前半。そして私はというと……30歳。
大人から見た30歳の評価は「意外と若い」だが、20代前半より下からの評価はきっとそんなことはないはずだ。
自分が若い頃を思い出してもそうだ。27を超えた男女はどうあがいたっておじさんとおばさんとして認識していた。だって肌にハリが無いし。
どんなに見た目が若そうでも、同じ人間としては見てはいなかった。
今更ながら30歳の自分が20代前半のモデルの真似を一生懸命してたのかと思うと急に情けなくなってきてしまった。

まあ年齢云々は置いといても、一般体型で普通以上になり得ないレベルの顔面を持った凡人こと私なんかが天と地の差であるモデルの真似をしたところで、凡人は凡人でしかないのだ。
人間はやはり見た目が9割。某匿名掲示板で散々ネタにされてきたあの画像(2ちゃんねる ブス 服装、でググって一番最初に出てくるやつ)を思い出し、脳に焼き付けよう。

イケてる仕事部屋にしたい

それでもなお、「イケてる人」に対する憧れを私は捨てきれない。
最近仕事部屋を借りた。見た目はどうしようもなくても、せめて、部屋は!
イケてる部屋にすべく家具とおもちゃ集めに日々励んでいる。金はないのでメルカリとリサイクルショップをフル活用中だ。
あわよくば取材とかされたいという清々しい下心がモチベーションであることはあえて言っておこう。

私もおしゃれなイラストレーターの仲間入りをしてぇ〜。

そんな野望を抱えながら私がデスクと椅子以外に買ったものといえば、公害怪獣ヘドラのソフビやパラッパラッパーの置物、NOVAうさぎのぬいぐるみ、スヌーピーの貯金箱、タッチの南ちゃんのセクシーポスターなどなど……
どこがイケとんねん!
だからと言って、ここでインスタで自分の部屋をこれ見よがしに見せつけてくるやつがだいたい持ってるチェスカの椅子(絶対みんなが持ってるのはリプロダクト品)やロゼトーゴのソファを買うわけにもいかない。ブランド名で服を選ぶことさえダサいというのに、家具までブランドで選ぶなんて主義に反する。自分が何の主義に従ってるかはわからんが。あれだけは買いたくない。
あと、フローリングシートで床をおしゃれにするとかもなんか違う気がしてやりたくない。最初からある床で勝負したい気持ちがある。

なんとなく、イケてる人は地方のリサイクルショップでさりげなく安価で良いものを仕入れてくるような気がする。
「え、あえてそっち行くんですか!?」
そんな感じで、あえて“ナシ”を選んでそれを“アリ”にするのがイケのかっこいいところなんじゃあないか。
まあそれはイケてる人がやるからアリにできるんであって、私が同じことやったところでナシはナシのままなのだが……ああ、私って本当しょうもない人間だ。