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  • 2014.08.21

学習能力を身に着けて、「こんな恋愛やーめた!」と言える女になるために 

女友達の恋愛相談にのるとき、応援したくなる女と不幸になって欲しいと思う女がいる。その違いを分けているのは学習能力のあるなしの差だと語るファーレンハイトさん。ひとつの恋を確実な踏み台にしてステップアップができるようになるためには、あれはダメだったと振り返ってきちんと認めることがなによりも大切なのです。

学習能力がある女と、学習能力のない女

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©Mysi

 さぁ、今日は過去を抱きしめるために本当の恋愛の話をしようか。

 女性には2種類の人種がいる。

 学習能力がある女と、学習能力のない女だ。

 俺は恋愛に関して男女は両成敗だと思っているので、男の言い分も女の言い分もそれぞれ正しいと感じる。
どっちかだけが良い奴、悪い奴なんてことはあり得ないと思う。

 例えばクソみたいなダメ男に引っかかったとしても、クソ男を選んだのはあなたなのだ。
その男の目線では、俺は元々こういう人間だよって思いなのだろう。
ただ、もちろんそれはクソであることの免罪符にならない。

 合コンで男ウケがするような服装や行動を取ることで男をつかまえたとして、付き合ってみると本来の自分を出せなくて苦しむ。
ありのままのあなたの魅力を分かろうとしない、引き出そうとしない男が悪い。同時に、そういう入りをしてしまった女の問題ともいえる。

 具体的なシチュエーションはなんだっていいんだけどね。

 色んな局面で恋愛においてなんらかの"上手くはいかないこと"は存在していて、おまけに年齢とともに変わってもいくものだから、女の人の悩みは尽きないのだと思う。

 俺から見ると男の悩みはわりと単純で「モテない」こと、もしくは「彼女に振り回される」パターンくらいしかない。
あとは「そろそろ結婚しなきゃ」くらいか。もちろんこれらは女性にも存在する悩みだけど、「相手とのマッチング」という観点で真剣に悩んでいる男はけっこう少ない。(なお腹立たしいことに男も女もクズは悩まないものである)

 そういう意味で女性の悩みは袋小路みたいな行き詰まり感を覚えやすい気がする。
何が正解か分からなくなって、身動きが取れなくなってしまうような。

 で、身のまわりのアラサーの女の子たちを見ていて、「応援したいな」とか「幸せになってほしいな」と感じる人たちとそうでない人たちがいる。
それが最初に挙げた学習能力がある人と、学習能力のない人だ。

自分を変えない範囲で
上手いことやりくりしようとしていないか

 後者に関しては毎回同じことをくり返す。イケメン懲りたとか言いながらイケメンに口説かれるとなびく。
奔放さに魅力を感じて浮気症な人に惹かれる。本命になれる見込みがないのにステータスにそそられる。

 それで被害者ぶるような人は「勝手にやってれば?」としか言いようがない。

 ただ、わかっているけどどうしても好きになってしまう気持ちはすごくわかる。
それで自責しているような人を見ると、なんともいえない気持ちになる。

 たぶん人には心のクセのようなものがあって、それが個性になっていたり、人間関係を決めるときのベースになってるんだと思う。
メンタル弱めの女の子は体育会系男子を選んだりしないだろう。

 ここでキーワードの<恋愛における学習能力>という話になるのだけど、多くの女の子は過去の恋愛の教訓を活かしてるようで活かしていない。
自分を変えない範囲で、なんとか上手いことやりくりしようとしているだけだ。だから同じような場所で右往左往することになる。

 より良い恋愛をしようと思ったときのアプローチは2つある。
<自分を変えること><付き合う相手を変えること>だ。

「懲りた」と思う恋愛をしたとき、どちらかだけでも出来ただろうか?
甘える自分が許容されなかったとして、恋人だからといって越えてはいけないラインをその恋愛で学んだか。
優しそうにみえた彼が慣れきった関係のなかで他人を包容する力があったかいまなら見抜けたか。

「この道はやーめた」と
自分の中で決着をつけることの大切さ

 こういったかたちで、過去の恋愛を教訓として自分自身で消化できるかが本当に大事なこと。
きちんと学習していないなら、ちょっと違う相手とマイナーチェンジした同じような恋愛をまたしてしまうだけだ。
誰だって心のクセは持っている。誰だって恋愛で失敗はある。
だけど、その人と接したことを糧にしないのならば、その恋愛はそれこそまったくムダなものになってしまう

 絶対的に幸せな恋愛を勝ち取ることは難しい。それこそ運もあるから。
だけど、「この道はやーめた」と自分のなかで決着をつけていくことで選びとっていくことはできる。
それには今までの恋愛から徹底的に何かを感じ取る必要がある。

俺も含めて、多くの人は自分のことを本当に分かっていない。だから、その目線は絶えず持ち続けていくべきなんだと思う。

 最近、俺が感じるのは過去の出来事・いまの出来事を「どう捉えるか」は恋愛だけでなく、人生の充実においてすごく大事なことなんじゃないかって。
同じ物事を切り取る精度とか感性が腐ってたら何も感じることが出来なくなってしまう。だから、これを磨くことがその人の魅力や成長につながるんじゃないかって。

 悩まないで生きられたらすごく生きやすいと思うけど、そんな生き方はしたくないし、してほしくないなって思う。


Text/ファーレンハイト

ライタープロフィール

桐谷ヨウ
脱力系ヤリチン、週末コラムニスト。恋愛コラムで一躍人気ブロガーに。

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