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  • 2014.10.28

別れてから気づくこと/はあちゅうの女の本音

彼氏と別れること―それは、大きなダメージが伴うものであることは間違いなく、AM読者のみなさんも経験したことでしょう。そんな皆さんは「別れたあと」の記憶と、どのように付き合っていますか?別れてしまったら関係は終わりですか?それとも…復縁?

別れてから気づくこと

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© Steven Leonti

 あたりまえにあるものは、失って初めてその大切さに気付きますが、
恋愛もまた例外ではありません。

 昔、半同棲していた彼氏の家から
彼の家に置いていたお洋服を持ち帰ろうとしたら、
律儀に畳んで大きめのジプロックにいれてくれていて
「あー、すごく彼っぽいな」と思いました。

 付き合っている最中の
「メールを送らなくては」「会う時間を作らねば」
というプレッシャーも、解放されてみたら意外に恋しく、
「おはよう」と「おやすみ」を送る相手がいたことの幸せさに気付く。

 いると面倒。でもいないと寂しい。
それは、ある程度の年月を一緒に過ごした
恋人同士なら、一度は通る道なのかもしれません。

 でも私は、恋人とよりをもどしたくなった時は
「映画の続編が一作目を超えたことがあっただろうか」
と思うようにしています。

 前に、一度別れた人ともう一回付き合った時、
最初は良かったけど、だんだんと、
「あ、こういうところが苦手だったんだ」
「ここ、全然直してくれてないじゃん」と
別れるに至った過程を再体験しているような感覚になったのです。

 その時に悟ったのは、
あの時の恋は、あの時の私と彼のものであって、
時間はもう戻せないんだということ。

 でも、人はそんなに簡単にくっついたり離れたりできないからこそ、
意味が無い出会いなんて無いはずです。

 別に、全ての恋愛は、
結婚をゴールになんかしなくてよくて、
一生気持ちは寄り添うつもりでも、
恋人じゃなくたっていいし、
関係性に呼び名なんかなくてもいい。

 セックスフレンドの「セフレ」、
添い寝だけの「ソフレ」、
キスはする「キスフレ」と最近は
いろいろな関係性に名前をつけるのが流行っていますが、
本当は、人と人との関係の数だけ
その人との間だけに通じる関係性があってよいように思います。


 気持ちが通じていたら、別に定義なんていらないし、
何年も会っていなくても、気持ちがつながっていたら、
それだけでお互いに強くなれる関係だってある。

言葉の確かめ合いはいらない
自分の中だけにしまっておく気持ち

 そういえば、仲良しの男友達と
体の関係を持った女友達が言っていました。

「彼からその後、なんもメールとかこなくて、
私からもしてないんだけど、
それでも、お互いに通じ合ってる気がするから、嬉しいんだよね。
これで『昨日のことだけど…』なんてメールがきたら
なんて野暮なヤツだってがっかりしちゃう」

 この気持ち、すっごく分かるなー。
言葉での確かめ合いがいらないのは、
関係が熟成している証だと思う。

 愛しい気持ちも、さみしい気持ちも、
それは相手と一緒に時間を過ごせたから感じられる感情。
その持っていきどころを相手に求めるのではなく、
自分の中に大切にしまっておくのも、
一種の愛の在り方
だと私は思います。

 だから別に、相手が結婚したからとか
新しい相手が出来たからといって、
自分と相手との関係性は変わらないわけであって。

 一度縁のあった相手との関係は
自分が死なない限り一生続くはず。

 あの人との出会いにはどんな意味があったのだろうという
問いは、一生かけて解くものなのかもしれません。

Text/伊藤春香(はあちゅう)

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ライタープロフィール

はあちゅう(伊藤春香)
ブロガー、作家、ソーシャル焼き肉マッチングサービス「肉会」代表

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