変えるなら、内面よりも見た目を!           

Nurture By rickyqi By tabitum

私が習い事で失敗したのは、「内面を変えたい」という願望を習い事で叶えようとしたからだと思います。
戦える強い女、情熱的なイイ女……。
もともと自分の中にそんな要素がないのに習ってみても、それはタネの入っていない植木鉢に水をやっているようなもの。

今まで踏み出せなかった世界へ踏み出すには、失恋はいいきっかけになりますが、私のように続ける覚悟のない習い事をするよりは、短期集中でできる「見た目の変革」をすることをおすすめします。

交際中は、なんだかんだで相手に対して油断も出てくるし、ルックスの気合いという面ではだらけていることも多いものです。
失恋を機に、手持ちの服や髪型を見直してみたり、新規の男性といい感じになったときに、その相手を呼べる部屋かどうかインテリアを見直したりしてみると、けっこうやることがあるのに気づくはずです。

ついでに永久脱毛とか、見せる相手がいない今だからこそできるボディの磨き上げをするのにも、最高の時期だと思います。
見た目が変わると、自分の気分もかなり変わります。
「失恋したから髪を切る」という、古式ゆかしい伝統には、「髪を切ることで気分が変わる」という生活の知恵が込められているのかもしれません。

即効性のある手段、それは「移動」

もうひとつ、私がおすすめしたいのは「移動」です。
落ち込んで自分の部屋に閉じこもっていると、彼との思い出の品や、ビタイチ鳴らないiPhoneばかりが目について鬱々とするばかり。
「何もかも捨て去る勢いで引っ越す」というのが、本当はいちばんいいと思います。
落ち込んだ気分を変えるには、環境を変えるのがてっとり早いからです。

「そんなに簡単に引っ越せない……。契約更新したばっかりだし」という人には、旅行をすすめます。
それも一人旅。なかなか一人で行くには勇気の出ない海外とかに、このイキオイを利用して行くと、グチを言う相手もいないし、シャキッとしていないと目的地にたどりつけないので、半強制的に気分を変えることができます。