最終回:“アカウント自殺”だけは何度やってもOK!?(5)

その4・未練も人間関係も断ち切る!!「恋の遺品整理」期

雨宮まみ 失恋 図 画像 失恋図 作成:雨宮まみ

第1回プロローグ:失恋後の苦しみはひとりで引き受けるしかない第2回「リフレインが叫んでる」期第3回キレイになって見返してやる!「自己変革」期第4回やっぱり忘れられない……。「待つわ」期、合わせてお読みください。

失恋により心が敏感肌状態になっている女にとって、地雷源と言える場所があります。
それは、TwitterやFacebook、mixiなどのSNSです。
失恋の最大の負の遺産、恋の遺品である「SNSでのつながり」を、どのように片付ければ人生がときめく魔法がかかるのでしょうか。

失恋後、最低一週間は“SNS断食”

知りたいことも、知りたくないことも、同時に知ることができてしまうのがSNSのおそろしさです。
特に、元彼の情報というのは「知りたいけど知りたくない、知りたくないけど知りたい……」という、極めて微妙な部類に属するもの。
何を食べたとか、どこに行ったとか、何気ないPOSTを見るだけで、「私は毎日この人のことで頭がいっぱいなのに、本人はなんにも気にせず平和な日常を送ってる!」という絶望が押し寄せてきます。

それだけならまだしも、相手のアカウントを単独で見て、@を飛ばしてる相手をチェックし始めたり、一日の終わりにTwilogで彼のツイートを全チェックしたりするようになると、かなり精神的に危険です。
何かを書いていれば、書いている内容から彼の一日について金田一ばりの推理を繰り広げてしまいますし、まったく何も書いていなければ、「今日はツイートするヒマもないくらい楽しいデートをしてたんじゃないか」「毎日深夜にツイートしてるのに今日はしてない。誰かと寝てるんじゃないか」と、疑心暗鬼のドロ沼にズブズブ浸かってしまいます。
こんなことが精神衛生上、いいはずがありません。