性をオープンにしたい。けど、話すべきでないときもある。女友達との話

女友達と私

仲のいい女友達の画像 Bewakoof.com Officia

先日、オナニーについて語り合う……とあるTV番組のゲストに呼んでいただきました。その中で、「なんでオナニーについて女同士であまり語り合わないんだろう」(男同士はもっとオープンに語り合ってる気がする)という話になったのです。

「いやいや私の周りはオナニーについて話しあえる女性ばかりですよ~」なんて思わず言っちゃったんですが、あれあれ? よく考えてみると、はたして本当にそうだろうか。話しながらハッとしました。

普段、仕事中にはアダルトグッズの話題が中心だし(それが仕事です)、担当しているバイブバーのスタッフやお客さんとの話題もアダルトグッズやオナニーの話が中心になっている、そんな日常を過ごしております。仕事関係で出会った人と集まった時も、そもそもそれが共通の話題なので、ランチしながら仕事の話から性の話、アダルトグッズの話に自然と発展してた、なんてこともよくあります(昼間っから……場所を選ばないといけないなぁと思います)。

あんまりにも自由にオナニーについて語れる環境なので、もはや頭の中が完全にマヒしておりましたが、プライベートの女友達とも同じように語り合っているかというと……よくよく考えたらそんな事ぜんぜんなかったのです(笑)。仕事は何やってんの? と聞かれたら嘘をつくのも面倒なので、初対面でも「アダルトグッズのメーカーで働いてます」ってあっさり答えてきましたが普通にひいちゃう人もいるし、「えっ!」って怪訝な顔されたり、聞いちゃいけないことを聞いてしまったかのような気まずい空気なることもよくあります。

そんな反応の人に出会うたびに、世の中にはオナニーしてることを隠したい人もいれば、性の話を聞くのを不快に思う人もいる。Openに語られても迷惑になる場合もありますから、人の気持ちや事情も尊重し、気を遣うことができてなかったのかなぁ……と自分に反省したりして。そういった経験を繰り返すうちに、自分の仕事を正直に話して良いのだろうか? とだんだん迷いが出てきたんですよね。年末ということもあって久しぶりに女友達と再会する機会が多く、お約束のように「今は仕事何やってるの?」と近況を聞かれるのですが、以前より周りに気を遣い、話す相手を選んで答えている自分に気が付きました。