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電マはいつから“エログッズ”になったの?本来の目的を超えたアイデア商品たち

電マと私

電マと私 By Mario Azzi

先日、彼がお家に遊びに来た時のことです。「腰が痛い痛い…」と言っていたので、「これ知ってる~?」と、私がトレーニング後の筋肉をほぐす際に使ってる強力な電動マッサージャーをお勧めしてあげたところ、明らかにエッチなマッサージャーと勘違いした顔で「それって、アレ…(照れ)?」と言ってきました。違うよ!

彼は、私がアダルトグッズのメーカーで働いてることを知りません。特に変な先入観はないはずなのに、一発で「電動マッサージャー=エログッズ」と結びついてしまった様子。この出来事で電動マッサージャー全般が“エログッズ”として世間一般の方からも認知されているということを実感したのです。

もともと電動マッサージャーは「日立」が筋肉のコリやハリを解消するために開発したもの。しかし、海外でオナニーグッズの愛称「ヒタチ」と呼ばれて大ヒットしてしまい、一時は販売終了も検討されたそうです。その後、商品名を「マジックワンド」に変えて海外で販売継続……という流れになり、ヒットは今も続いております。

海外ではなかなかイケないという女性患者に、お医者さんが「マジックワンド」を勧めていたという話もあるくらい、「ワンド=日本で言う電マ」という認識が定着しました。ちなみに、セックス・ポジティヴ運動で存在感を発揮した、アメリカ人のアーティストで性教育者のベティ・ドッドソンさんは「マジックワンド」を使って女性向けに自慰のテクニックを伝える講習を開いたことで知名度もアップし、さらに人気が出たようです。

話は戻りますが、私の趣味は筋トレ。トレーニングの後は、ストレッチやマッサージしてほぐさないと筋肉が硬くなり痛みや怪我に繋がります。マッサージに通いたいところですがなかなか時間が取れないしお金もかかるので、お家で電動マッサージャーを使って夜な夜なほぐしております。電動マッサージャーは筋トレの必須アイテムなので、様々なものが家にあります。

お気に入りは、海外から個人輸入した球体の電動マッサージャー。振動するボールをストレッチマットなどの上で体に当て、体重をのっけてゴロゴロと転がすというものですが、実はこのマッサージャーが冒頭のエッチなマッサージャーかと思われてしまったもの(こんなオシャレなデザインなのに…と絶句)。フィットネスのマッサージャーだからとベットサイドに堂々と置いてたら、エログッズだと思われていたようでなんだか照れます。

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