エロと笑いは同居していた!近年の日本の性事情から私たちが取り組むべきこと

エロと笑いは仲良く同居していた

ピンク色の照明の仮面パーティで談笑する女性たちの画像 bruce mars

 初めまして。ワイルドワン広報部のYukaです。

 簡単に自己紹介を致しますと、私はアラサー飛び越えアラフォー、バツイチシングルマザーです。22才で結婚し早々に破綻、泥沼の離婚裁判を経てようやく晴れて自由の身になります。その後、赤子を抱えふらっと旅に出たアメリカでブティックを始めようと思い立ち、L.Aと東京を行き来するバイヤー生活を15年間送りました。
めでたしめでたしの華やかライフの予定が、近年のプチプラブランドや個人通販サイトなど価格破壊の波に押され廃業、その後アダルトグッズの求人を発見。「アダルト」の文字になぜか胸がときめき、ワイルドワンの門を叩きます…あらー長い(←人生が事故りすぎて渋滞しすぎ)。
そんな訳でワイルドワンの広報に就任し、渋谷にあるバイブが350本以上展示してある『バイブバー』のプロデュースなんかもしております。

 さて、そんな私のコラム第一回目は、「性」について。日本で「性」というものに対して規制が厳しくなったのって、本当にここ近年のような気がします。

 だって私が子供の頃は、テレビでゴールデンタイムにおっぱいポロリする番組が普通にいっぱい流れてたし、『明るい家族計画』(知ってるかな?)っていう名前のコンドームの自販機や、エロ本の自販機、かなり激しいエロ本の表紙が書店の一角で堂々と並んでたし、エロ映画専門の映画館や映画、街中にも生々しい「性」にまつわる物を子供が目にする機会が多かった。
親戚が集まれば、酔っぱらったおじちゃんおばちゃんはしょーもない下ネタ連発(うちの親せきがお下品だっただけかも)しながら、みんなゲラゲラ笑う。エロと笑いは仲良く同居していた気がします。

 ところが、ここ最近ではちょっとのエロもテレビでは禁止されてるし、街中でも見かけない。その代わりにインターネットではいきなりモロだしの物が見れちゃうし、ありとあらゆる性癖の情報があふれた時代に。

 ふわっとしたエッチなものを飛び越していきなり本番を見せつけられちゃて、想像力を掻き立てるとかエッチな妄想する暇もなく、ステップアップなしにいきなりハードコアな物から入っちゃう。だから性経験は浅いのに知識だけが豊富になっていたり、いきなり癖の強いジャンルにトライする若者も少なくありません。