一方で女の本音は?

一方で女性側の本音はどうでしょう? 「40年前と違って、専業主婦として男性に養われたい」だなんて時代じゃないことは百も承知。だからこそ、結婚後も仕事を続ける意志をアピールしたほうが好印象とばかりに、本音を封印している女性もいるのでは? 「ホントは喉から手が出るほど専業主婦になりてぇ!」という本音ですよ。

でもそんな本音ぶちまけたら、結婚相談所の相談員から「理想が高い!」と叱責されるのは火を見るよりも明らか。言いたい事も言えないこんな世の中じゃPOIZONって反町隆史さんも歌っていましたっけ。そして皆、強がるわけです。

関白宣言の、「俺の言い分を受け入れろ!」に、(そのぶん経済的に守るから)というカッコ付けがあるのだとしたら! 女版の関白宣言は「私の言い分を受け入れて(そのぶん結婚後もフルタイムで働くから)」というテイストになりますね。

時代の風潮としては、「結婚後もフルタイムで働くことは、偉そうに宣言するようなことではない」といったところなのでしょう。でも、偉そうに宣言するのが関白ですから、良いんじゃないかな。ことセックスに関しては。

「正式交際前にセックスを求めてはならない、正式交際後はむしろ積極的にセックスを求めよ」
「ムードは上手く作れ、いつも勃起していろ」「お前の快感と私の快感どっちも同じだ大切にしろ」
「アナルへの興味を言うな聞くな」
「私は、顔面騎乗はしない、多分しないと思う、しないんじゃないかな、まぁちょっと覚悟はしておけ」
「私より先に射精してはいけない、例えばわずか1分でもいい、私より早くイッてはならない」

ここまで書いて、しみじみ思いました。セックス関連の要求って、なぜか憎めないなぁって。こまめにLINEしろとか、仕事が忙しくても会う時間を捻出しろとか、服を着ている時の要求と全然違いますよね。そんなふうに考えると、セックスという行為自体が放つ魅力って、改めて偉大だなぁと、再認識したのでした。

次回は<出会い方ハウツーを実践しても成果が得られない!だったら「過去の成功体験」を掘り返す>です。
マッチングアプリや一人飲みをするといい等、巷には「出会い」に関するハウツーが溢れています。鵜呑みにしてひとつひとつ試してみても、なかなか出会えないのは何故!? 菊池美佳子さんは、「答えは自分の中にある」と語ります!