恥ずかしいプレイとは

「恥ずかしいプレイ」視覚編の代表格といったら、電気を消さない状態でのセックスでしょうか。電気を消さない部屋でのセックスは、あんな部分もこんな部分も丸見えになっちゃう、乙女にとっては恥ずかしいシチュエーションです。その恥ずかしさが極限に達すると、「快感と思わなきゃやってられん」という思考回路に突入します。その結果、「あんな部分やこんな部分も丸見えだなんて興奮しちゃう」という着地点に到達するのです。

聴覚編は「恥ずかしい言葉を言わされちゃう言葉責めプレイ」でしょうか。「ナニが欲しいの?」とか「どこに欲しいの?」などが該当します。私事で恐縮ですが、この連載ではチンポ・チンポと連呼している割に、プライベートなセックスでは「チンポが欲しい」だなんて口が裂けても言えません。「アレ」などの代名詞で誤魔化すか、精一杯譲歩しても、幼児語のニュアンスが強い「オチンチン」という言い方になるでしょう。

根底にあるのは、性器の名称を言うだなんて恥ずべきことという倫理観です。その倫理観を飛び越えるためには、「快感と思わなきゃやってられん」という思考回路が必要不可欠。そして「恥ずかしい言葉を言わされているだなんて興奮しちゃう」という着地点に到達するのでしょう。

味覚編は、やはりなんといってもクンニリングスでしょうか。そういえば2月に阿佐ヶ谷で催されたAM編集部員さんたちのトークイベントでも、「クンニが好きじゃない人、手ぇ挙げて-」に対して、けっこうな挙手率だったと記憶しています。

愛液は、ラブジュースと言ってしまえば聞こえは良いですが、オシッコや鼻水と同様に体液の一種。美味しいわけがないのです。その、美味しいわけがない部分をペロペロ舐められているって、恥ずかしさの極地! その結果、「美味しいわけがないのにクンニされるって興奮しちゃう」という着地点に到達するのです。

そういえば「嘘から出たまこと」ってことわざがあります。「快感と思わなきゃやってられん」という感覚は、嘘から出たまことってことなのでしょう。もしかするとコレ、セックス以外の色んな方面に応用できるのかも! 寿司詰め状態の満員電車も、暴飲暴食後のダイエット生活も、給料日前の節約生活も、無理矢理にでも「快感」と思い込むことをオススメします。

次回は<LINEの返信が来ないことに悩むなら自分から送らなきゃいいやん。「セイファー」という考え方>です。
好きな人から返事が来ない間に既読になったか何度もチェック…そんなむなしい時間を過ごしていませんか?じゃあ。自分から話題をふるのをやめれば悩む時間も減るのです。「セイファー」に悩み事を削減しましょう!