LINEの返信が来ないことに悩むなら自分から送らなきゃいいやん。「セイファー」という考え方

年齢を重ねることでセックスに痛みを感じるようになった女性の画像

少し前に、サイバーセキュリティー担当大臣が、実はパソコンを使ったことがないとカミングアウトして大騒動になりました。ワイドショーのコメンテーターからは「まぁ確かにパソコンを使わないことが一番のセキュリティーかもしれませんね(苦笑)」という皮肉も飛び出したほど。「使わないのが一番のセキュリティー」という名言(!?)から、セイファーセックスを連想した筆者。

セイファーセックスのセイファーとは「より安全な」という意味です。より安全なセックスとは、つまりHIVや性感染症に感染しないための工夫を施したセックスのこと。難しく感じるかもしれませんが、代表的なセイファーセックスはコンドームを装着したセックスが該当します。ね、意外と身近でしょ。

コンドーム装着以外にも、不特定多数とやみくもにセックスしないことも、セイファーセックスに該当します。そりゃそうですよね、お互いにただ1人のセックス相手であれば、元々ウイルスキャリアでない限り、新規感染することはありえません。

ほか色々ありますが、一番のセイファーセックスは、セックス自体をしないことが一番の感染予防。冒頭に書いた、パソコン自体を使わないのが一番のセキュリティーというコメンテーターの皮肉と一緒ですよ。もちろん、パソコンもセックスも、「使わなきゃええやん」「しなきゃええやん」って考え方は極論すぎます。だからこそ「気を付けて使おう」「気を付けてやろう」というニュアンスで、サイバーセキュリティーやセイファーセックスが必要とされているわけです。

パソコンやセックスに関しては「一切使わない」「一切やらない」は極論すぎます。ですが、この極論が当て嵌まる事柄も存在すると筆者は思うのです。たとえば、惚れたオトコへ送るLINE。どうせ送った後に、「なかなか既読がつかない」「返事が遅い」「私ってば失礼なこと書いちゃったかな」と、あれこれ思い悩むくらいなら、自分からは一切LINEしなきゃええやん。

自分からLINEしなければ、既読がつくタイミングに悩むこともありません。いつ返信が来るのかと、就寝中も音量を最大にして枕元に置くこともありません。自分が送った文面を何度も読み返すこともありません。LINEで悩みたくないなら、自分発信のLINEは一切しないことを推奨します。