赤玉が出た真の理由
赤玉が出たポイントは、運動自体ではなく、運動の時間帯なのでしょう。ジャズダンス教室は夕方17:30から夜22:00の時間帯でした。つまり、22時に3コマ目のレッスンを終えた後からでも、夜の街に繰り出すことは大いに可能!
しかもそのジャズダンス教室は、東京屈指の繁華街・池袋にありましたからね。そりゃヤリマン活動にも支障はありません。むしろ、ジャズダンスで汗を流し、ビールで喉を潤したくなっている状態ですから、アルコールも手伝ってヤリマン活動がより加速化していたように記憶しています。
一方で現在の筆者がジョギングする時間帯は早朝5時! 起床は4時です。4時に起きるには遅くとも22時には床に就かねばなりません。22時って、20代の頃ジャズダンス教室が終わって池袋の街に繰り出していた時間帯じゃん! その時間には既にグースカ寝ているのですから、そりゃヤリマン活動も沈静化するわい。
筆者にはきっと「4時に起きて22時に寝る×週7」という確立した生活ルーティンが心地良いのでしょうね。時間帯は違えども「確立した生活ルーティンが心地良い」って男性は、けっこう多いように見受けられます。なぜなら男性は「ルーティン」を重要視する傾向が強いので。
イチローの影響なのか、スポーツ選手ではない一般のビジネスマンも、ルーティンを重要視し始めていると聞いたことがあります。「7時に起きて出社、終業は19時で帰宅は20時、翌日の仕事に備え24時には寝る」などの確立した生活ルーティンが心地良いのでしょう。
そこに「寂しい」「会いたい」など、オンナからのおねだりが入ると、確立した生活ルーティンが崩れます。確立した生活ルーティンが崩れるくらいならオンナとセックスせずとも、ムラムラはオナニーで済ませようという結論なのでしょう。
確立した生活ルーティンを死守したい背景には「変化を嫌う」という思考が隠れているような気がします。
オンナと会ってセックスすることで、確立した生活ルーティンに「変化」が生じます。その「変化」は、良い意味での「変化」な可能性も充分高いです。極上のフェラチオを堪能できたり、見事な騎乗位に圧倒されたり、「アナルセックスもOKよ、浣腸は済ませてきているわ」だなんて嬉しいサプライズが待ち受けているかもしれません!
しかし良くない意味での「変化」が起きることもありえます。ラブホのタッチパネルで、オンナのヤツめ一番高い部屋を選びやがるとか。いや、一番高い部屋だろうと、セックスできればまだマシなほう。
「私たちってどういう関係?」と確信に迫られ、「ちゃんとしたカノジョにしてくれなきゃセックスはイヤ」と駄々をこねられたり……。良くない「変化」が起きるくらいなら、確立した生活ルーティンにこれといった不満があるわけでもなし……と、代わり映えのしない日常を選ぶのでしょう。
解決策ですが、確立した生活ルーティンを崩してでも会いたいと思わせるような、魅力ある女性になる……このひと言に尽きます。わかりやすい例を挙げると、どれだけ生活ルーティンが確立している男性でも、石原さとみちゃんから「寂しい」「会いたい」と言われたら、心が揺れるでしょうから。
しかし石原さとみちゃんになるには、現世で善行の限りを尽くし、来世で生まれ変わるしかないです。それよか、自分自身の日常に朝活などを導入し、「オトコと会ってセックスするよりも、確立した生活ルーティンが心地良い」と思考自体を変えるほうがラクかもしれません。
Text/菊池美佳子
記事初出:2018.09.24
次回は<彼はなぜ「エロい写真を送ってよ」と求めるのか?その理由3パターン >です。
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