性欲も食欲もあって当たり前!それなのに「キモい人」になってしまう理由

満員電車で見た驚きの光景

アイスクリームを舐める女性の横顔の画像 freestockpro.com

先日、久しぶりに朝の満員電車に乗りました。正確に言うと、満員ラッシュの時間帯を過ぎた直後です。9時出社の人々が大方降りて、乗客のメインは10時出社であろう人々。混雑しているわけじゃないけれど、座席には十中八九座れない……みたいな時間帯です。

在宅ワーカーの筆者にとっては久しぶりの体験だったのですが、電車内で飲食している人がけっこういるという現状に衝撃を受けました! 駅の売店で購入したと思しき菓子パンだったりオニギリだったり、中にはラップに包んだお手製のオニギリをムシャムシャ食べている人も。

通勤電車に乗り慣れている人にとっては見慣れた光景かもしれませんが、通勤電車セカンドバージンな筆者はカルチャーショックを受けましたよ! 世の中には恥知らずな輩がけっこういるんだなぁと。

賛否両論あるのは承知のうえで持論を述べますと、筆者は電車でものを喰らうような輩が大嫌いです。「電車」と書きましたが、新幹線のような旅客列車で駅弁などを楽しむのは全然アリだと思います。そうではなく、山手線とか東京メトロとか都営地下鉄とか、いわゆる普通の通勤電車でものを喰らう感覚が信じられないのです。

これはあくまでも筆者の価値観ですが、朝食を抜いたからといって餓死することはありえません。どうしても食べたけりゃ早起きして家で摂るか、会社近くのカフェやファーストフードを利用すべき。「べき」というか、そのほうが落ち着いて食べることができるので、絶対に美味しいと思うのです。

通勤電車内で菓子パンやオニギリ(コンビニ・自家製問わず)を喰らう輩に対して、なぜこんなにも嫌悪感が湧くのか……小一時間ほど自問自答してみました。その結果、「欲」を剥き出しにしたその姿が気持ち悪いのだと気付きました。

ものを食べるって、「食欲」に基づく行為です。食欲は、あって当然の欲求ですから、それ自体を否定するつもりはありません。飲食店で飲食し、食欲を満たすのは大いにけっこう! しかし通勤電車という、飲食すべきではない場で飲食するのは、欲がおさえられない証し! 筆者に言わせりゃ、性欲がおさえられず、電車内でオナニーしているようなものなのです。

ここまで読んで、「睡眠欲がおさえきれず、電車内で居眠りする人も同罪なのか?」とツッコミを入れたくなった人もいるでしょう。確かに、「どうしても食べたけりゃ早起きして家で摂るか、会社近くのカフェやファーストフードを利用すべき」という仮説に則ると同罪ですね。「どうしても寝たけりゃ家での睡眠時間を確保するか、会社近くのお昼寝カフェを利用すべき」ってことになります。

が、しかし! 「電車内は居眠りする場」という文化が、働き過ぎで睡眠時間の少ない日本には根付いているので、電車内の居眠りはオッケーということになります。余談ですが海外はスリが多いので、電車内での居眠りはありえない行動らしいですね。