世代を超えて繰り返されるセックスの疑問。
これに答えてくれるのが、数十年にわたるさまざまなセックスハウツーを詰めこんだ電子書籍のベストセラー、『完全マニュアル セックスの間違い100答』です!
女性が学べるだけでなく、「そうそう! こういう風にしてほしい!」と納得の男性向けテクも盛りだくさん。彼氏やセフレに読ませる教科書としても役立ちます。
今回は最終回。第4章「女性のからだと愛し方 そこが違う」から、膣トレ・名器編を抜粋してご紹介します!
おっぱい編、クリトリス編、挿入編、Gスポット・潮吹き編、ポルチオ編、ピストンテク基本編、ピストンテクGスポット編、ピストンテククリトリス編も、あわせてどうぞ!
「名器」は、トレーニングしだいで誰でも作れる
Q インサートの後、彼に「もっときつく」と言われます。私自身は、そうしているつもりなのに……。
A 〝絶えず肛門を収縮する訓練をしておれば、膣の筋肉を自由に動かすことができるようになります〟
(指導/ドクトル・チエコ、松窪耕平、石渡利康 婦人倶楽部 1973年8月号「妻の愛の技術」より)
セックスのときに、女性が膣口を締めようと意識しても、なかなか難しいものです。膣を引き締めるために、一番効果的な方法は、膣ではなく、お尻の穴をキュッとすぼめたり、押し出してゆるめたりすること。
そもそも膣口の最も皮膚表面に近いところにある筋肉=膣括約筋は、筋肉がとても薄いので、いわゆる「締める」ための直接的な役には立ちません。
でも、膣括約筋につながっている肛門括約筋は自由に収縮します。したがって、肛門を強くすぼめれば、膣括約筋も収縮するため、強く締めることができるのです。
それと並行して、おしっこを出したり、止めたりするときと同様の動作、つまり尿道口を開いたり、引き締めたりすることも、膣括約筋を強化します。
この筋肉が鍛えられると、男性のペニスを締めつける力=膣圧が高まるため、膣口だけでなく、内部の締まりもアップ。
また、膣筋肉の収縮を繰り返すことは、女性ホルモンの分泌をうながすことにもつながるので、ますます締まり具合がよくなるという相乗効果が生まれます。
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