オーガズムには、切っても切れない存在のコンドーム。
というのも、オーガズムに向けて高まっていく「興奮期」は、副交感神経優位の“リラックス”状態であるのが理想。
心と体は繋がっていますから、「彼は、ちゃんとコンドームをつけてくれるだろうか?」「外出しで妊娠しないんだろうか?」「ビョーキ(性感染症)は大丈夫だよね?」と、コンドームを使うか使わないかを相手にゆだねて不安なままセックスを進めることは、快感を遠ざけます。
避妊は、女性が自分の意志で、低用量ピルや避妊具リング(経産婦向け)を選択できますが、性感染症を予防できるのはコンドームだけ。
最も手軽にできて、正しく使用すれば、高い確率で避妊が出来る安全な避妊法です。
今回から2回に分けて、ユーザーの様々なニーズに合わせて進化し続けているコンドームをご紹介したいと思います。
コンプレックス解消に一役買ってくれるアイテムもたくさんあるんですよ。
「キツきもちいい」という新ジャンル
セックスカウンセリングをしていると、男性のセックスの悩みは、男性器の機能に集約されています。
早漏「早くイッてしまうのが恥ずかしい」
膣内射精障害(遅漏)「なかなかイケなくて彼女を痛がらせてしまう」
中折れ「途中で萎えてしまう」
この3つは、男性が悩むコンプレックスの代表格。
そんな男性をパートナーに持つあなたも一緒に気まずい思いをしたことがあるんじゃないでしょうか?
コンプレックスに寄り添ったコンドームが続々と登場しているので、一緒にみてみましょう。
相模ゴムさんから2017年9月19日に発売された「SQUEEZE(スクイーズ)」は、独自開発の 6段グリップ形状で、まるで『ギュッ!』と握られているような締め付け感を楽しむコンドーム。
コンドームの装着を嫌がる男性の中には、「キツイからつけたくない」「つけるとイケない」という自分勝手な理由で、コンドームの着用を拒否する男性がいます。
女性の一生を左右する妊娠・出産・子育てに対して非常に無責任な態度で呆れます。
しかし、コンドームユーザーの男性の中には、「コンドームのキツさがいい!」「ちゃんとつけてる(避妊できてる)という安心感がある」「自分は、サイズが小さめだから、ジャストフィットするコンドームが欲しい」という声もあり、「キツきもちいい!」という新ジャンルへのニーズが、商品開発のはじまりだったとか。
「サイズが小さめ」「なかなかイケない」「キツい方がイケる(中折れ予防)」という傾向がある彼には、「これ、使ってみない?」と提案してみてはいかがでしょうか。
- 1
- 2