こんばんは。OLIVIAです。 前回のコラムで、月経周期に合わせて、ベストなセックスが変化するとお伝えしました。
今回は、黄体期(高温期)と月経期のセックスについて考えてみましょう。
心身ともに不調!黄体期(高温期)
排卵期の後にやってくる黄体期は、受精卵の着床が成立する時期。期間は、約2週間。体温が高くなる高温期です。
卵子を排出した卵胞が黄体化して、妊娠をサポートする女性ホルモン“プロゲステロン(黄体ホルモン)”が分泌されます。子宮内膜はだんだんと厚くなっていき、月経前になると約1cmほどの厚さになります。
おりものは、ドロッと粘度が高くなり、白濁してきます。ニオイも強くなり始めます。月経の生理の数日前から少量の血液が混じることも。
この時期に起こるPMS(プレ・メンストラル・シンドローム/月経前症候群)で、肉体的、精神的に不調になります。
頭痛、下痢、便秘、ニキビ、肌荒れ、不眠、眠気、過食などの症状が起こりやすくなりますが、月経が始まると、うそのように消えてしまうのが特徴です。
むくみやすく、化粧のノリも悪くなるので、デートには不向き。気分もうつっぽくなったり、イライラするので、彼と要らぬケンカをしてしまうこともあります。
基礎体温を測定していると、「この不調はPMSだから、生理が来るまで、じっと耐えよう」「感じ悪くなるから、彼に前もって言っておこう」と自分に言い聞かせて、不調を軽減する工夫ができるようになります。
黄体期の乳房愛撫と挿入
黄体期のセックスでの注意点は、乳房愛撫と深めの体位。
乳腺が発達するので、「乳房が張る」「乳房が痛む」「乳首が敏感になる」など乳房に変化がでてきます。ブラジャーのカップが1カップも大きくなる方も。
この時期の「おっぱいのわしづかみ」や「乳首の甘噛み」は、痛みを感じやすいので、乳房愛撫は、ソフトに行ってもらいましょう。
子宮口が下がってくるような感じがあり、挿入が痛い人は、奥まで深く突かれるバックや前傾姿勢の正常位を避けてください。
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