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知らずに低下している骨盤底筋
皆さん、「ゲイシャボール」という言葉を知っていますか?
なんでも昔は、芸者さんたちが膣にボールのようなものを入れて日々名器作りに励んでいたそうです。これが由来となり、膣トレのボールは海外でも「ゲイシャボール」で馴染みがあるそう。
芸者さんがどのような意図で名器作りに励んでいたかわかりませんが、良い膣とセックスは作れる! 努力なくして良い膣はない! という感じだったのでしょうか。膣トレボールはゲイシャボール以外にも、「ケーゲルボール」や「スマートボール」と呼ばれています。
ところで、私は22歳の頃に“お湯漏れ”を体験しました。
微量ですが、湯船から出るとお湯が漏れる…。湯船の入り方にもよるそうですが、「膣がゆるい」と言われたことも、実感もなかったのに! と大変ショックを受けました。その時、出産経験に関わらず、骨盤底筋(PC筋)という膣を支えている筋肉は意識しないうちに低下してしまう、という危機感を持ちました。
そもそも、骨盤底筋(PC筋)は出産でとゆるくなると言われています。また、「膣がゆるい」とされるのも、この筋肉が低下しているからです。
腹筋のように鍛え方のメソッドが確立されているわけではないので、膣をギュッと締める、尿の出し方を工夫するなど、独自の鍛え方で日夜トレーニングを積んでいる方がちらほら。しかし、正しく締まっていなかったり、膀胱炎になってしまったりとその道はなかなか大変なのです。
私はセックスで必ずオーガズムに達せるので、骨盤底筋(PC筋)を鍛えよう! 膣トレしよう! と思うことはありませんでした。膣内のどこをどんな風に締めれば良いかも、日頃のソロセックス(オナニー)で、分かっているつもりでした。
けれど、お湯漏れ以降はなんだか気になってしまい…。
膣トレには「彼がもっと気持ちよくなる」、「彼をとりこにする」といった奉仕的で主体性のないキャッチコピーばかりが目に付きます。膣の締め方や筋肉の使い方を学んで自分がもっと気持ちよくなりたい、という膣トレはまだ邪道な雰囲気すらあります。
また、骨盤底筋(PC筋)を鍛えたからといって必ずしも中イキできるようになるわけではありません。そもそも体調や体質に影響されやすいので、中イキを目指すというよりも、自分の膣の中について知ることこそが膣トレの極意だと思うんです。
というわけで、トレーニングは嫌いだし、まして他人のために努力なんて…と、かなり腰が重かった私でもいざやってみると、楽しみながら続けられているので、この楽しさをお伝えします。
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