前戯なんぞどうでもいい!キスフレならぬ「挿入フレ」のススメ

キスフレならぬ挿入フレ

菊池美佳子 男を甘やかすな セックス 挿入 

 すでに自分が乗り越えたハードルを、いままさに越えようとしている人を目の当たりにすると、温かく見守りたいような母心が芽生えます。たとえば、「彼氏の前戯が手抜きで超・不満!」とボヤいている婦女子に遭遇したとき。筆者は心の中でエールを送るようにしています、「いずれ前戯なんぞ、どうでもええわいと思える時期が来るから大丈夫!」と。

 かつては筆者にも、前戯を重要視していた時期がありました。ですが最近の筆者は、キスやらペッティングやらフェラチオやらクンニリングスやら、あらゆる過程を省略して、いきなり挿入の関係性がラクだなぁと、価値観に変化が生じたようです。前戯断捨離ってやつですな。フランス料理でいうならば、前菜とかスープとか要らないから、さっさとメインの肉料理を持ってこい……みたいな感覚です。

 前戯断捨離するくらいなら、いっそのことセックス自体を断捨離する考え方もできます。が、しかし、挿入の快感から無縁になるのは惜しいわけです。キスフレならぬ、挿入フレを募集したいくらい! キスはするが、挿入及びそれに伴う前戯はしない男女関係が、キスフレの定義ですよね。その逆で、キスも前戯もせず、挿入だけする関係性って、時間に追われている現代人にぴったりだと思うのですが、いかがでしょう? 

 「挿入フレを募集したい」と書きましたが、そういえば数年前、挿入フレがいた時期がありました。「挿入フレになろう!」という前提があったわけではなく、「あの関係性って、いま思えば挿入フレだったよなぁ」というニュアンスなのですが。

前後の連載記事