セックス時に「電気を消して」と言うのは女性ばかり!男性の見せたい「心理」

 4月前半までは、「本当に春ですか?」「まだ冬なのでは?」とツッコミを入れたくなるくらい肌寒い日が続いておりましたが、4月後半に入り、ようやく春が本気を出し始めましたね。暖かくなると増えるのが露出狂です。というわけで今週は、「見せたい心理」に迫りたいと思います。よろしくお付き合いくださいませ。

なぜ男は「見せたがる」のか?

裸 ライト 消す 露出 見せたがり

 露出狂に対する筆者のイメージは、春だというのにオーバーコートに身を包み、通行人の前に立ちはだかって、いきなり前を「バッ」と全開! コートの中は全裸で、性器は今にも絶頂に達する寸前のマックス状態……これが、露出狂の定番スタイルと解釈しております。

 露出狂の男女比は、おそらく男性のほうが圧倒的多数でしょう。女性の露出狂が出た話は、聞いたことがありません。なぜ男性は、「見せたがる」のでしょうか? 露出狂でなくとも、一般男性も「見せること」「見られること」に対して、抵抗を持たない人がほとんどですよね。セックス時、「恥ずかしいから電気を消そう」などという男性にはお目にかかったことがありません。むしろ、「ホラ、こんなに大っきくなっているぜ」と、見せること・見られることに積極的です。

 筆者が思うに、「視覚的興奮への重要度合い」が関係しているのでしょう。男性が性的興奮を得る際、視覚要素を重要視するという説は有名です。動物界の繁殖シーズンでは、「どのメスにしようかなぁ」などと迷っていると、ほかのオスに先を越され、交尾のチャンスを逃してしまいます。そうならないよう、パッと見の好みで「よっしゃ、俺はあのメスに決めたぞ!」と判断できるよう、視覚要素を重要視するようになったのだとか。その動物的本能が、人間の男性にも備わっているのでしょう。

 自分自身が視覚的興奮を重要視しているからこそ、男性は「相手にとっても視覚的興奮は大事であろう」という認識なのかも。そこで女性を興奮させるべく、「ホラ、こんなに大っきくなっているぜ」と、性器をご披露してくださるのでしょう。