この世に酒がなかったら…三十路処女はもっと多い?/31歳既婚処女の性事情(4)

 今回ヰタ・セクスアリスを語ってくれたのは、30代でしかも人妻なのに処女だという変わり種の女性・Tさん。

 以前から一度三十路処女に話を聞いてみたいと思っていたので張り切って臨んだのですが、予想していたのとはかなり違った(でも予想以上に面白い)インタビューになりました。(インタビューも合わせてどうぞ)

女同士で処女トークはしにくいもの

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 一説によると、30代オーバーで性体験がない女性は4人に1人とか。
この数を聞いたとき私が抱いたのは、驚きではなく「ああ、そうかもしれないな……」という思いでした。

 というのも、今思い返してみると私もまさに三十路処女予備軍だったから。
酔った勢いでとりあえず経験はしたものの、相手は相思相愛の彼氏なんかじゃなく、本当に「何かの拍子」といった感じ。(しかも実際に処女膜を破ってくれたのは、台所のキュウリという始末……。)

 そんな具合だったから、もしこの世に酒というものがなかったら、今でも未経験のままだったかもと思うんですよね。
「類は友を呼ぶ」とはよく言ったもので、中学・高校時代の友人にも「もしかしたらそうなんじゃないか」という人がちらほら。でも、こういう話ってデリケートで親密な知り合いであればあるほど言いづらいもの。
だから、実際の三十路処女はどんなものなのか聞いてみたいと思ったわけです。

 さて、これまで私が抱いていたのは「真面目でちょっと臆病。セックスが嫌というよりは興味がない」といった人間像でした。
でも、今回インタビューしたTさんは、性欲はちゃんとあって男女交際も挿入以外の性行為も済ませている女性。「ここまでしてるのに、なぜ?」と思っちゃいますよね。

 家族に怒られたくないというトラウマがあったり、心配症で望まぬ妊娠をするんじゃないかと心配だったり、いざ結婚したら人より処女喪失の痛みが強かったり……と、理由はいくつもありました。
でも一番大きな要因が表れているのは、このくだりなんじゃないかと思います。