学歴でセックスは変わるのか?

 肝心の、「エリート男性のセックスは、非エリート男性のセックスと何が違うのか?」という部分に関しては、むしろ同じであると、筆者は考えます。『レ・ミゼラブル』で娼婦たちが歌う【ラブリィ・レイディ】というミュージカルナンバーに、「♪金持ち、貧乏人、ズボンを脱いだら変わらない♪」というフレーズが出てくるんですけどね。これ、そのまんま「♪高学歴、低学歴、ズボンを脱いだら変わらない♪」に置き換えられると思うのです。

 高学歴男性も、ズボンを脱いだら、そこにぶら下げているモノは低学歴……とまで言わなくとも、一般男性のモノと変わらないのだと。手マンやクンニリングスも、高学歴だからといって人間工学に基づいた特別なパフォーマンスが行なわれるわけではなく、一般男性のテクと変わらないのだと。ピストン運動も、房中術に則った九浅一深(9回浅く突き、1回深く突くリズムが良いとされる腰の振り方)ではなく、一般男性のズッコンバッコンと変わらないのだと。

 「高学歴エリート=特別な人と思っていたけど、一般男性と同じなのね」という「ギャップ」に萌えるのだと思った次第です。

Text/菊池美佳子

次回は<コンドームを装着する男性に敬意を!私たちの感謝のしるし>です。
コンドームをつけた避妊をしたがらない男性の股間を蹴り上げろ! とはいうものの、実際に自分の局部にゴムをかぶせるのは不快なもの。という視点からきちんとした避妊をしてくれる男性には最大限の敬意をはらうべき、ではその方法とはいかに?