反対に、良くなかったバイブは?

Betsy:さっきも話が出たけど、思ったより大きかったときはテンション下がるよね。以前アダルト系のイベントに行ったときに、お酒の力とその場の勢いで2万円くらいする海外のバイブを買ったら、大きくてなかなか入らなくて……あれは失敗した! それくらいの太さの人ともセックスしてるから余裕だろうと思ってたんだけど、やっぱり本物とは違うんだなと思った。

遠藤:わかるー。「これくらいのチンポならいけるはず!」と思って買うんだけど、同じ大きさでもバイブだとダメなんだよね。なんでだろ。

Betsy:質感と……あと弾性? ペニスって固いと思ってもそこそこ変形するじゃないですか。だからバイブは好きなサイズのペニスより1、2サイズ下を選んで「ちょっと物足りないかな」って思うくらいがちょうどいいと思う。

菊池:それくらいにしといたほうが、実際に生身のチンポとセックスしたときに「やっぱり本物はいい!」ってことになりそうだしね(笑)。

遠藤:バイブって2万円くらい高級なのでも買う前に「試し入れ」ってできないから難しくない?

Betsy:ほんとそう。昔、当時最新だったIC仕様のバイブを1万円くらい出して買ったときも、気持ちよくなってアソコがギュッと締まったとたんに動きが止まっちゃって。つくりが繊細すぎたのかな。

菊池:「ラーメンとバイブは安いやつのほうがいい」っていうのが私の持論(笑)。高いバイブによくある充電式っていうのがダメなんですよ。ムラムラしたときに充電できていない場合、すぐに使えないでしょ?

Betsy:そうなんだ。私は充電式のほうが好き。常に2、3本充電しておけば、もし1本がダメでも他のを使えるから便利ですよ。あと、値段が高いものは丸洗いができるとか、シリコンが厚めで材質がいいとか、丈夫だとか、いろいろメリットもある。

遠藤:私、最近まで「バイブは消耗品!」って割り切ってネットでダース買いしてたんだけど、確かに高いのはそれだけの長所があるよね。あと、充電が面倒って人はエネループを買っとくと、ムラムラしたとき電池がなくて困ることがないし、経済的でオススメですよ。

座談会 by 菊池美佳子遠藤遊佐Betsy