誰も若いままではいられない

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by キャシー

 40歳になったばかりなのに出会い系のプロフィールではまだ35歳。
そうやってサバを読む人は少なくない。若い頃は年齢なんて数字でしかないと思っていた。しかし、30代に入ってから年齢という数字がどれだけ自分の価値を上げ下げするのかを痛感している。
若さばかり重視する世界で年老いることは恐ろしい。自分が40代や50代に突入したら、プレッシャーに負けて年齢を誤魔化してしまうかもしれない。残念ながら時間を巻き戻すことはできない。
こうして毎年大きくなっていく数字と上手に付き合っていきたいが、これが難しい。

 いつものように洗い立ての顔に保湿クリームを塗っていると、見慣れた顔が鏡の中に映っている。
自分が見た限りそこまで20代の頃と変わっていないつもりだが、周りからはどう見えるのだろう。
毎日見ているから気付いていないだけで、生え際が予想以上に後退していたらどうしよう。このまま老化の一途を辿るだけで、もう若返ることはない。おでこに出来た吹き出物をニキビと呼ぶことはもうない。
そんなことばかり考えていたら、いつもより保湿クリームを塗りすぎて顔が真っ白になってしまった。冷静になってみよう。どうして私はこんなに年を重ねていくことに恐怖感を覚えるのだろう。見た目が自然と劣化していく以上の理由がそこにはあるのかもしれない。