「性に貪欲なキャラ」に対しても
「その気にさせるべく、多少は口説く」は最低限の礼儀!

・ロマンチックな雰囲気とはほど遠かった
・粗チン野郎は場を盛り上げる努力を一切しなかった
・筆者は粗チン野郎に色目を使ったわけでもなかった

以上3点、どう考えても、この後ホテルでセックスするとは思えない条件下、粗チン野郎が誘ってきたのは、「このオンナは性に貪欲なキャラだから、楽しませるとか喜ばせるなどの努力をしなくてもセックスできるだろう」と、筆者の「性に貪欲なキャラ」に期待していたからなのでしょう。

 確かに筆者は、「性に貪欲なキャラ」をセールスポイントとしております。
しかし、誰とでもセックスするわけではございません。筆者と同じような、「性に貪欲なキャラ」で通っている人や、外見的にヤリマンっぽく見られる皆様も同じ思いでしょう。 これは決して上から目線ではなく、オンナをその気にさせるべく、多少は口説いて頂かなくては、股を開く気にはなれないのです。「オンナをその気にさせるべく、多少は口説く」って最低限の礼儀だと思うのですよ! それをしなかった粗チン野郎は、オトコとしてあまりにも怠慢!

 この筆者の主張に対して、おそらく粗チン野郎は、「性に貪欲なキャラをセールスポイントにしているのだから、口説かれずに誘われるのは『身から出たさび』である」と反論するでしょう。繰り返しになりますが、筆者自身は「さび」だなんて思っちゃいないですけどね。

Text/菊池美佳子