パワスポ巡りより「友情結婚」の検討を!恋人候補は近場にいる

【第48回】“友情から家族愛を深めていく”という結婚のカタチ

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アルテイシア(以下、アル): AMのキャッチフレーズは「非恋愛時代に未来はあるのだろうか」だけど、私、日本には恋愛時代なんてなかったと思うんですよ。

AM: えっ、そうなんですか?(笑)

アル: フランスなんかは「アムールの国」で、老若男女が街中でキスしたり、愛を囁き合ったりするじゃないですか。イタリアも「食べて歌って恋をして」って国で、石田純一がデフォルトだし。

本で読んだけど、恋愛がテーマのセミナーで、参加者が「恋愛って面倒くさいよね」「うんうん」と話していると、1人のフランス人女性が立ち上がって「恋愛が面倒くさいってどういうこと?人生で最大の喜びなのに!」と叫んだそうです。

AM: フランスっぽいですね!

アル: 「私の血で紅に染まっていけ!」って叫びたくなるよね(漫画『ベルサイユのばら』より)。
やっぱり、日本とは歴史や文化が違うんですよ。日本には、ほんの一昔前まで自由恋愛なんてなかったから。
家父長制で、結婚は家を存続させるための制度で、親が娘の結婚相手を決めていた。売れ残り・キズモノなんて言葉があるけど、娘は“嫁に出すための商品”だったわけです。
それがいきなり「自由恋愛して結婚しろ」と言われても、ハードル高いですよね。

AM: 『昔はお見合いというインフラがあって、恋愛しなくても結婚できた。今は恋愛しなきゃ結婚できない時代になった』と話してましたね(45回記事)。

アル:実際、晩婚化少子化が進んだのって、お見合い結婚が減ったのと同じタイミングだそうです。
バブル時代も、ジュリアナとか一部の派手な人々が目立っていただけで、オクテな人が多数派だったと思う。そういう人はお見合いとか、親せきや上司の紹介っていうお見合い的なもので結婚していたんでしょうね。