ローションは神からの贈り物!

 汗かきの人もいればあまり汗をかかない人もいるように、愛液の出方も体質によって個人差があります。また、男性の勃起と同様、加齢や体調やメンタルにも影響されます。
そもそも付き合いが長いと新鮮味が薄れ、だくだく濡れるものでもない。そんな時こそ、ローションの出番です。

 ローションは「性交痛の改善」という医療目的で生まれたもの。本来は、加齢・体質・体調等により濡れにくい女性を救うための存在でした。
ところが日本では風俗やAVのイメージがついてしまい、「ローション使おっか♪」と提案するのをためらう女性もいるでしょう。

 そんな人は、気候を利用するのがおすすめ。
「冷蔵庫で冷やしたローションを使うと、ひんやりして気持ちいいんだって」
「お湯で温めたローションを使うと、ポカポカして体がぬくもるらしいよ」そんな言い方で提案してみてください。
ローションで首や肩をマッサージしてから、セックスに雪崩れこむのも素敵やん?

 使用する際は、安全性の高い商品を選んでください。
男性はペニスについたローションを洗い流せるけど、女性は膣内まで洗浄できないため、女性みずから安心できる商品を選ぶのがベスト。

 ローションには外側に塗るタイプと、膣内に注入できるタイプがあります(後者はチューブ型やタンポン型で、潤滑ゼリーと呼ばれることも多い)。
私の友人は膣が小さく性交痛に悩んでいたのですが、注入タイプを使ってから「挿入が大好きになった!神からの贈り物だ!」と喜んでいました。

 八百万の神もローションを創造した覚えはないだろうが、友人夫婦はセックスが増えて子宝にも恵まれたので、めでたしめでたし。

出産後のセックスレス防止にも!

 私は女友達への出産祝いに、ローションの詰め合わせと決めています。
出産後は性交痛がおきやすい上、育児に追われてエロいムードにもなりづらく、セックスレスになるカップルが多いそう。

 昔、2人目を産んだ女友達から「この子が存在するのはアルにもらったローションのお陰よ。『こんなのもらったけど使ってみる?』ってキッカケになったし、マンコも痛まなかったし」と言われ、天に宝を積んだ気分になりました。

 産院からのお祝いで「クッキーの入ったバスケット」とかよく見かけるけど、クッキーをローションに変えれば、患者のリピート率も上がるのでは? もしくは、お中元・お歳暮でサラダ油のかわりにローションを贈るのを風習にする。
もういっそのこと、ローション減税はどうだ。安倍ちゃんに民草の声が届きますように…(絶対届かないよな…)