乳がん検診は痛い?早期発見で治る?乳がんのウソホント

第22回 痛いって本当!? 乳がん検診の基礎知識

松村圭子先生 子宮内膜症
ValentinaM-


 前回の「若年性乳がんが増加中!?自宅でできるセルフチェック方法」も合わせてどうぞ。

 乳がん検診が痛いという噂で、受けることに壁を感じている女性も多いわよね。

 実際、日本の検診率はとても低いの。欧米がだいたい70~80%なのに比べ、日本の検診率は20%台。そのため日本は「乳がん検診後進国」なんて言われています。

 検診の方法は主に「マンモグラフィ」「超音波検査(エコー)」と呼ばれる2つ。
この検査で異常を発見したら、さらに詳しい検査をします。

■マンモグラフィ

 乳房専用のX線撮影機を用いたレントゲン検査。乳房を片側ずつ、上下あるいは左右からはさんで圧迫して、薄く平らにしてX線をあてます。胸を圧迫されるので痛みを伴うこともありますが、これには個人差があります。
マンモグラフィは乳がんの初期症状である微細な石灰化や、セルフチェックではわかりにくい小さなしこりなどを発見できます。乳がんのリスクが高くなる40歳以降なら、一般的にこちらの検査がおすすめです。

■超音波検査(エコー)

 乳房に超音波をあて、病巣をチェックする方法。痛みはまったくありません。
なお、20~30代は乳腺の密度が高く、マンモグラフィでは乳腺が白くうつって病巣が隠れることがあるので、一般的にこちらの検査がおすすめ。