オトナの悩みに答える!婦人科医の特別診察室

月経前の不調、PMSとの上手なつき合い方

婦人科医・松村圭子先生が女性の性の勘違いに物申す!女性特有の月経期間、その前後に不機嫌になったりイライラが募ったり…原因はホルモンバランスの変化。避けられない生理だからこそ、仕組みを理解して適切に処置していきたいものです。医学の専門化がオススメするPMSへの対処法をお伝えします。

 前回の「おりものやアソコのニオイをチェックせよ!」はこちら。

 月経前になると、イライラしてしまう女性は多いのでは?

 女性の体は、月経周期によって変化する「エストロゲン」「プロゲステロン」と呼ばれる2つのホルモンに左右されています。 月経前はこれらのホルモンの急変動などによって、冒頭のイライラだけでなく、腰痛、肩こり、肌荒れ、憂うつ感などが起こることも…。

 これらの月経前の不調を総じて「PMS(月経前症候群)」と呼びます。

第6回 月経前の不調、PMSにも影響するホルモンバランスを整える

松村圭子先生 オトナの悩みに答える!婦人科医の特別診察室
jane rahmy


 PMSのカギをにぎるのが、ホルモンバランスです。

 そもそも女性は月経周期や、妊娠、出産、更年期などのライフステージで、ホルモンバランスが目まぐるしく変動する生き物。
「ホルモンが変動しやすい」ことは、つまり「バランスが乱れやすい」ということであり、女性は常にその危機にさらされています。

 さらに、女性ホルモンの分泌の命令を下す脳の視床下部は、不規則な生活やストレスの影響をモロに受けます。
そのため、睡眠不足や不規則な生活を送っている人は自律神経が乱れ、PMS症状が強く出て、心身のバランスを崩しやすい傾向にあります。 また几帳面な性格やストレスを溜めやすい人もPMSが強く出るようです。

 日頃の悪習慣を正すことはもちろんですが、もしPMSが辛いならガマンしないで婦人科を受診してみましょう。