あえて古くさいAVをチョイス!

AVを大別すると以下2パターンに分かれます。男性向けのAVと、女性向けのAVです。過激な描写が特徴的な男性向けAVに対し、女性向けAVはストーリー性が重視されているなど、両者の違いは明確ですよね。さて、一緒に観るならどちらをチョイスすべきでしょうか? 

これを機に、女性向けAVを共に視聴して学びを得てほしい……と願う乙女心はごもっともですが、いかんせん男性を土俵にあげるのが難しいかと。「オトコの俺が観ても面白いのか?」と、そもそも観ること自体を躊躇したり、いざ観ることになっても、「挿入シーンはまだなのか?」と早送りしたり……これじゃ意味がありません。

なので一緒に女性向けAVを観るのは潔く諦め、男性向けAVをセレクトしましょう。入手可能なら、昭和の匂いがプンプン漂うような、古い演出のAVが適任ですね。そのほうが、潮吹きさせることや中イキさせることに必死な……つまりは「雑な立ち居振る舞い」が明確に描かれているので。

相手のプライドを傷つける心配なし!

さて。男優さんが演じる「プレイが雑な人物」を観ながら、「こういう演出を真に受けちゃう男性もいるんだろうねー」と、笑い飛ばしてください。「女性にとっては全っ然気持ち良くないんだけどねー」などの言葉も有効でしょう。ポイントは、お相手当人ではなく、男優さんが演じている人物に対して物申すということ。これによって、相手のプライドを傷つけることなく、雑なプレイを指摘することができます。

さあ、さっそく演出が古くさいAVを探しましょう。いや、探さずともラブホテルで流れているAVでも、古くさい作品に遭遇する確率はけっこう高いです。遭遇確率を上げるためにも、ラブホ自体も古いところをセレクトすると良いかもしれませんね。

お相手の雑さが少しでも改善されることを心から祈っております。

Text/菊池美佳子