【新連載】44歳でTinderを始めてみました。ヤリモクではない出会いはあるの?

Tinderは何歳から始めても楽しめるはず! 「ミカコちゃんに叱られる」を連載中の菊池美佳子さんに、40代から始めるTinderにチャレンジしてもらう特別連載です。

Tinderでヤリモクではない素敵な出会いを…

Tinderといえば主に20代の若者向けアプリ。さらには、婚活系アプリと違ってヤリモ……もといカジュアルな出会いに特化したイメージです。そのため30代以上の人にとっては、敷居が高いアプリと言えるでしょう。

「カジュアルな男女関係は20代の頃に味わい尽くしたでござる」「30過ぎてぼちぼち落ち着いた真剣交際をしたいでござる」「つまりTinderには不適合ってことになりますな」と、Tinder利用を食わず嫌いしている人も多いのでは? いや、「多い」どころか30代以上の大半が食わず嫌いしているように見受けられます。

しかし物事には「例外」が存在します。30代以上でもTinderで、ヤリモクではない素敵な出会いに辿り着けるかもしれません。いや、30代どころか40代だって、ヤリモクではない素敵な出会いに辿り着くことができたら……そんなふうに想像すると、夢が拡がりますね! 

というわけで【ミカコちゃんに叱られる】の合間に44歳のワタクシが、【40代から始めるTinder】を隔週連載したいと思います。「ミカコちゃんは本家本元チコちゃん同様に5歳児なのでは?」というツッコミはごもっともですが、そのへんは何卒ご容赦くださいませ。

早速Tinderに登録してみよう!

さて、では早速Tinderに登録です。私はFacebookアカウントを所有していないので、電話番号で登録しました。ちなみに私は「超」が付くほどのアナログ人間なのですが、超アナログな私でも登録できたので、誰でも登録できるはずです。

次にプロフィール画像。一般的に「Tinderは顔写真が命!」と言われていますよね。パンケーキの写真や犬猫の画像ではなく、己の顔写真が重要である、と。その定説を百も承知のうえで、あえて顔写真ではない画像で登録しました。反逆精神ってやつですよ。20代メインのアプリに44歳が挑む時点で反逆姿勢満々なわけですから、プロフィール画像にも反逆モード全開で挑んでみようかと。今後、男性からの反響がビミョーな場合は今後、顔写真に差し替えたいと思います。

……で、実際どうだったかと申しますと! 顔写真でなくとも、意外にメッセージは来るもんですね。登録してわずか数十分で、メッセージが数件届きました。しかし、そこには落とし穴がございまして……。どいつもこいつも「既婚者」なのですよ。

そう、婚活系アプリとの明確な違いは、既婚者もウジャウジャ存在するという点。最初のうちは、相手男性のプロフィールをちゃんと読まず、既婚者からのメッセージにホイホイ返事していましたが、返事を書く前にプロフィールを熟読し既婚か未婚か確認すべきと学びました。