ねばり強いだけが良いことではない
あなたの3年間が意味のある時間だったのかどうかを決めるのはあなた自身ですが、それでは相談になりませんので、勇気を出して思い切ったことを言います。あなたももう少しだけ早く見切りをつけられなかったのかな?
相談文を読むと、プラトニックな関係になって3年近く経ったようです。これは一般的に結婚前の男女の関係としては絶望的なことではないでしょうか。セックスが全てとは思わないし、その他のつながりがあるのは理解できますが、それはもう友達としての関係で、これから結婚という男女であれば契約結婚で無い限り、けっこう絶望的な展開だと私は思いました。ルックス重視で、ハッキリと見た目がタイプでないと言っている男性に、あなたの大事な3年間を捧げたのは少し勿体なく感じました。
共有知を上手く活用して
また、仕事についての相談ですが、彼から3年間いろいろ教わっているのであれば、彼のメソッド(方法・対処法)というのは既に身に付いているはずです。それができないというのは厳しいことを言うと、ただ依存して、自分で消化せずに彼の言うがままに動いていただけということになります。
もし彼のメソッドが身に付いていても対処できないというなら、別の方法を自分で考えなければなりません。書籍やネット・YouTubeなど、今は解決のヒントをもらえるものが昔より遥かに沢山あります。そういった共有知をうまく活用していくのも良いと思います。
世界は素敵なもので溢れている
私は25歳の時の失恋をきっかけに、一人でも幸せ、誰かといても幸せというのを目標として生きてきたので、その後の恋愛で別れはあってもそんなに痛手は負わなくなりました。あなたももっと自分を可愛がって、自分で自分をケアして、視野を広げて自分を育てることに注力しても良いのではないかと思いました。
47歳の彼がいなくなっても、世界は素敵な人や、素敵なことや、素敵なアイデアに溢れているのです。失恋の痛手で今は考えられないかもしれないけど、出会いだってまだまだあります。少し落ち着いたらまた新しい服でも着て、コロナが落ち着いたら街へ繰り出してみてください。素敵なものに沢山触れていたら、悲しみはいつか何処かへ消えていきます。
TEXT/肉乃小路ニクヨ
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