私がキチンと交際した4人の女性たち
これについては、恥を忍んでいうが、私のことを述べる。私もエロは好きで、色々とあったことは認めるが、キチンとした「交際」をした女性はこの46年の人生で4人しかいない。出会ったきっかけと別れたきっかけを書く。
【3年間:オーストラリア人留学生】
ぐでんぐでんに酔っ払い、大学敷地内にある留学生寮の1階の交流スペースのソファーで寝ていたところ、介抱してもらえた。別れは、私の社会人2年目で、彼女の社会人1年目。私があまりにも残業が多く、さらに会ったときも日本が初めてサッカーW杯に出場したときだったため彼女そっちのけでサッカー観戦ばかりしていたため「SAYONARA」の置き手紙をテーブルに残された→振られた
【5ヶ月間:大学生】
ひょんなことから知り合った4年生の女子大生と付き合うことになったが、11月に会社を辞めることを伝えたところ「えっ! もっと変な人になっちゃうじゃん!」と言われ、以後一切連絡取れず。彼女はその後結婚。一度会ったところ「もっと変な人になっちゃうじゃん!」発言は「私なりにショックを抑える精一杯の方便だった」とのこと。私と安定した家庭を築きたいと思ったものの、突然会社を辞める、と言われ動揺したのだという→振られた
【5年間:契約社員】
会社を辞め、フリーになった後の話。友人の常見陽平氏が行ったライブで会った彼女にホレ、その後何度かデートをした。しかし、私もあまり女性との交際経験がないため、なかなか彼女の気持ちも分からず、ひたすら一緒に飲むだけの仲だった。そんなサシ飲みの終盤、「このまま会っていて何か発展性ありますかね?」と言われた(ここまで男女の関係はなし)。「うわっ、彼女、オレのことを交際相手として見てくれていたんだ!」と思い、そこで「付き合ってください」とこちらから言った。4年以上の付き合いの後、婚約はしたものの、自死。→振られた、というわけではないが、私から別れは切り出していない
【9年4ヶ月間】
色々あって会ったのが現在の妻。
上記を見ると、最初の2つについては私がフラれただけである。正直、2人と結婚していてもおかしくはなかったと思う。3人目については婚約をしたわけで、一生彼女と一緒にいてもいいと思った。
つまり、私自身は「飽きっぽくない男」であり、相手がイヤにならない限りは交際を維持してもいいと思っているのだ。ただし、「付き合おう!」と言うまでには相当な熟慮をしている。一晩のハッソーハッソータイムで楽しかったからと言って「よーし、オレら付き合っちゃおうか!」みたいな経験は一度もない。
よって、「飽きられない女になる」などと考えず、自分自身には十分に魅力があると自信を持ち、「飽きっぽくない男」を見つけ、そいつと幸せな一生を過ごしてください、というのが近道なのではなかろうか。
Text/中川淳一郎
初出:2019.05.14