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いい女を見てきた中川淳一郎が伝授する「美人に見せるテクニック」

美人

今回のテーマ「美人に見せるテクニック」
顔の造形を問わず、振る舞いや言葉で美人に見せるにはどのようなことに気をつければよいでしょうか? 「この人は美人だ」と感じる瞬間を教えてください!

男にはそれぞれの「ドキッポイント」がある

このお題に対しては、「神は細部に宿る」といいますか、男性一人一人の「ドキッポイント」というものが存在することを理解する必要があります。
今までに出会ってきた、ないしは駅で見かけたような女性について色々考えをめぐらしていたのですが、自分にとって好みの顔ではないものの、私が「この人は美人だ」と感じた瞬間を挙げると以下のようになります。

・背筋をシャキッとさせて歩いている。
・仕事中、突然髪の毛を束ねたり、太い縁のメガネをかけだしたりする。
・下から覗きこんで喋る。
・こちらの目をガシッと見据えて話す。
・黒髪の巻き髪で清楚に見えるものの、退社後の行動がまったく予想できない。いや、夜は遊びほうけているようになぜか見えてしまい、余計な想像力をもたらす。
・とにかく真紅の口紅。JR東海のCM『クリスマス・エクスプレス』(1988年)に登場した深津絵里がつけていた紅さのレベル。
・白い肌の頬骨のあたりに小さいほくろが3つある。

これらを見ると、何も共通点もなくメダパニの呪文を唱えられたかのようにますます混乱してしまうかもしれませんが、上記は私に関しては紛れもない真実です。

「美人」に見えて仕方がない田中さん(仮名)

とある飲み会では女性4人と私というワケの分からない構成だったのですが、その中の一人・田中さん(仮名)のことが途中から美人に見えて仕方なくなりました。彼女は「美人」というよりは、浮世絵に出てくるような女性の顔を丸くした感じです。彼女は隣の席にいたのですが、割り箸の袋を器用に箸置きに加工し、背筋をシャキッとして座る。

酔っ払ってくると笑う回数が増えてきました。隣で足を組み直すなどの動きも時々していくうちに、透き通るように白い肌の彼女が絶世の美女に見えてきました。そこでついこう言っていました。

「田中さん、モテますよね?」

すると、彼女の返事はこうでした。

「あら、それってどういう狙いがあっておっしゃったの?」

こう言ってからクスリと笑いましたが、私は完全にこれにやられてしまいました。男がつい発してしまう「○○さん、モテますよね」というのは「私はあなたの女性としての魅力にやられてしまった」という言葉を遠まわしに、そして他人の評価であってオレが思ってるわけじゃないよ~的に言った言葉であることを田中さんは見抜いていたのです。

その後も彼女と大人数で会うことはあったのですが、そのときも「いい女だ」という風にしか見えなくなってしまいました。元々私の好きな顔のタイプではありませんでしたが、彼女はもはや私の中では美人となったのです。

というわけなので、今回のテーマへの感想は「男は色々。何をすれば美人だと思われるかの要素は無数にある」ということだと思います。

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