「君と一生」「ずっと一緒に」「あなたと永遠に」
流行のラブソングには使い古された言葉ばかり。巷ではそんなに“永遠”が起きているのだろうか。
歌によると、どうやら愛は死なないらしい。愛は冷凍保存されて、ミイラのように生き続けるらしい。
寒いし、グロいし、白々しい。本当にそういうものなのか?
伝説の巨匠が問う“永遠”は、もっと肌で感じられる現実の恋愛が描かれていた。
2012 REDBUD PICTURES, LLC
『天国の日々』を始め、すべての映画が芸術作品として評価されるテレンス・マリック監督の新作。
自身の映画作家人生に多大な影響を受けたというベン・アフレックが出演を熱望し、今回ついに実現に至りました。
彼の相手役には、近年は注目作への出演が続くオルガ・キュリレンコ。他にもレイチェル・マクアダムス、ハビエル・ダルデムなど巨匠の新作に相応しい豪華出演陣が名を連ねます。
ストーリー
作家志望のニール(ベン・アフレック)は、10代で結婚して娘をもうけたマリーナ(オルガ・キュリレンコ)と恋に落ちる。マリーナが夫に捨てられて、生きる希望を失いかけていた矢先にニールが優しい手を差し伸べ、彼らは一生の愛を誓ってフランスからアメリカへ渡った。
だが、二人の愛は数年後には冷えかかってしまう。マリーナの娘はフランスに帰りたがり、「パパ気取りはやめて」とニールに言う。二人は争いが絶えず、挙げ句の果てにはニールが幼なじみのジェーン(レイチェル・マクアダムス)に気持ちが移ってしまう。
ニールとマリーナはカトリック教会の神父・クインターナ(ハビエル・ダルデム)に救いを求めるが、クインターナ自身も、神、信仰について葛藤していた――。