純喫茶を愛する人の願いが叶いますように…七夕の短冊を眺めて感じたこと

本日は7月7日。七夕の日ですね。
仲が良すぎるゆえ、仕事を忘れて遊んでばかりで天の神の怒りをかい、離れ離れになってしまった彦星と織姫が一年に一度だけ会えるという説話のあるロマンチックな日。
デパートやショッピングモールなど多くの場所で、たくさんの人たちの願いがこめられた色とりどりの短冊をぶら下げた笹を眺めるのも風流ですよね。

月島の純喫茶「ライフ」の画像

七夕の日を待つかのように、私にとっても1年に一度だけ訪れるのを楽しみにしている場所があります。
行こうと思えばいつでも行ける距離にあるのですが、なかなか足を運ぶ機会がない地域ゆえ、そのように思うほうが、情緒的なのではないかと自分に言い聞かせている純喫茶を紹介します。

東京メトロの有楽町線と都営地下鉄の大江戸線が通る「月島駅」から程近く。便利なエリアでありながら、今も木造の家が軒を連ねる趣のある風景は外国人観光客の方にも人気だそう。
裏の通りへ入ると、もんじゃ焼き、お好み焼きの店が数えきれないほど並び、ソースの良い匂いが漂っています。

月島の純喫茶「ライフ」の画像

「喫茶 ライフ」があるのは意外にも交通量の多い大通り沿いですが、扉の向こう側は通りの喧騒を裏切る静けさ。

月島の純喫茶「ライフ」の画像

艶のある茶色い椅子が並んだ店内に置かれている雑誌も豊富で、寛ぎのひと時を思い思いに過ごす人たちで賑わっています。

月島の純喫茶「ライフ」の画像

初代マスターと二代目マスターが営むこちらでは、時間帯によってどちらかが出迎えてくれます。穏やかでお話好きな大マスター、精悍な佇まいの若マスター。どちらに会えても嬉しくなるのです。